サニブラウン・桐生・小池、あるぞ世陸で87年ぶりファイナリスト

サニブラウン
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桐生祥秀
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 19年ドーハ世界陸上(カタール)は27日に開幕。今大会のトラック&フィールドの個人種目および競歩は、表彰台に立った日本勢最上位選手が20年東京五輪代表に内定する。スポーツ報知では、世陸期間中も各種目の評論家陣による解説を掲載。短距離の青戸慎司氏(52)が担当種目のメダル候補たち、有力海外勢の動向を語り合った。(取材・構成=細野 友司)

 五輪前年の今大会。かつてないほど充実した選手層で、日本選手団がドーハに乗り込む。注目の筆頭は、史上初めて3人の日本勢9秒台ホルダーが出走する男子100メートル。五輪、世陸を通じ87年ぶりとなる世界大会ファイナリストが誕生する期待感が膨らんでいる。

 青戸氏「決勝は十分、見えるところまできている。レースの組み立てとしては、予選を自己ベスト近い記録で通過し、準決勝で9秒台を出して決勝へ進むイメージを描き、実現できるかを求めたい。準決勝での決勝進出ラインは9秒台とみるが、決勝も8人全員9秒台でなだれ込むような接戦を予想する。9秒58の世界記録を持つボルトがいた頃ほど、差は大きくない。競った中でどれだけ自分のレースを淡々とできるかが鍵になる」

 海外勢では今季世界最高の9秒81を持つC・コールマン(米国)が筆頭だが、サニブラウンが6月に出した日本記録の9秒97も世界12位と好位置につけている。

 青戸氏「記録を持ち、絶対の自信があるコールマンが強いが、本当に他選手は拮抗(きっこう)している。9秒台が3人いれば、日本勢が決勝に進める確率は高い。短距離は緻密に正確に練習する種目なので、本来はアジア人にも性格的に合っていると思う。自己ベストに近いタイムを大舞台で再現する力は東京五輪でも必要だし、ホスト国としていい予行演習になるだろう」

 ◆青戸 慎司(あおと・しんじ)1967年5月7日、和歌山市生まれ。52歳。和歌山工―中京大。88年に100メートルで10秒28の日本記録を樹立。夏季では88年ソウル、92年バルセロナの両五輪に出場。98年長野五輪もボブスレーで参戦し、日本男子初の夏冬出場を果たした。中京大監督。

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