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【日本ハム】実松一成、涙の胴上げ 古巣と引退試合「捕ゴロで終わるって…」

スポーツ報知
引退セレモニーで日本ハム、巨人両ナインに胴上げされる実松

◆イースタン 日本ハム2―0巨人(23日・鎌ケ谷)

 巨人でもプレーした日本ハムの実松一成ファーム育成コーチ兼捕手(38)が23日、イースタン・リーグ巨人戦(鎌ケ谷)で引退試合に臨み、1イニング限定の「1番・捕手」で先発した。初回先頭で打席に立ち、二失で出塁。代走が送られると、ホームベース後方で立ち止まり顔を拭ってファンのいるスタンドへ一礼。感謝の意を表した。

 初回の守備では2死から山下航の本塁ベース前のゴロに素早く反応。正確な送球で間一髪でアウトに。「最後自分のプレーが捕ゴロで終わるって、狙ってできるものじゃない。これもお疲れ様って意味なのかなと思いました」と振り返った。

 試合後は両軍の選手、コーチから8回の胴上げ。「松坂世代」の同学年でもある村田ファーム打撃兼内野守備コーチらから花束を渡され「いろんなことがありましたけど、全ていい思い出として刻んでおきたい」と21年の現役生活に終止符を打った。

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