【広島】劇勝で3位死守前進 引退セレモニーで涙の永川「泣かずにいた」!?

引退セレモニーでファンの声援に応えながらグラウンドを一周する永川勝浩
引退セレモニーでファンの声援に応えながらグラウンドを一周する永川勝浩

◆広島4x―3中日=延長10回=(23日・マツダスタジアム)

 3位・広島が永川勝浩投手(38)の引退登板に花を添える球団史上最多の今季12度目のサヨナラ勝ちを収めた。同点の10回1死満塁で会沢が劇的な中前打を放った。4位・中日とのゲーム差を2・5に広げ、CS圏の3位死守に大きく前進した。

 試合後のセレモニー。永川が「僕を生んでくれた両親、一緒にいてくれた家族…」と話したところで声を詰まらせ、瞳から何かがあふれ出た。胴上げは5回。その後の囲み取材で、始球式に登場してノーバウンド投球を披露した長女・唯奈さんについて話が及ぶと「あそこで(涙腺が)危なかった。でも、きょう一日泣かずにいてよかった。応援しすぎて汗は出ましたけど」と話して報道陣を笑わせた。

 緒方孝市監督(50)は、先発として初回先頭の大島を一ゴロに仕留めた永川をたたえた。「こういう順位がかかった(試合になる)時期なので、(中日監督の)与田さんにも『真剣勝負でお願いします』と伝えていた。本人もそれを望んでいて、1つしっかりとアウトを取ってくれた。勝利に貢献してくれたことは間違いない。松山も(ゴロを)よく取って、本人もベースカバーが遅れなかった。(投手陣に)見習ってほしいね」。打ち取った直後は自らマウンドに向かって「よく頑張ってくれた」とねぎらった。

 同点の10回2死三塁のピンチで福田を遊ゴロに打ち取ったジョニー・ヘルウェグ投手(30)には、来日初勝利が転がり込んだ。「自分に白星がついたことよりチームの勝利がうれしい。(ポストシーズンも)チームに勝利を呼び込みたい」と、秋のキーマンになると誓っていた。

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