【巨人】原監督、日本一へCS男探す…優勝一夜明け、敗戦も若手試した

7回途中降雨コールドで敗れ、傘を差して引き揚げる原監督(カメラ・橋口 真)
7回途中降雨コールドで敗れ、傘を差して引き揚げる原監督(カメラ・橋口 真)
セ・リーグ、ポストシーズン日程
セ・リーグ、ポストシーズン日程

◆ヤクルト10x―3巨人=7回途中降雨コールド=(22日・神宮)

 巨人は、5年ぶりのリーグ優勝決定から一夜明けた22日、敵地でヤクルト戦に臨み、7回途中降雨コールドで敗れた。原監督は、飛躍を遂げた「1993年世代」や、2年目右腕の鍬原ら若手を積極起用。ポストシーズン(PS)試合に向けた戦力整備に取りかかった。先発した桜井は4回8失点と踏ん張れず、9勝目はならなかった。

 本来なら“花道”と化すはずの三塁側ファウルグラウンドを、原監督は傘を差しながら引き揚げていった。優勝を喜ぶファンからのお礼も、降りしきる雨が遮った。「結構、降ってるね。投手がかわいそうかな」。7回途中降雨コールド。3―10で敗れた試合を振り返った。

 視点はすでに、次の目標へ向けられていた。リーグVを決めた横浜の激闘から一夜明け、スタメンは大幅に変わった。優勝の原動力となった2番・坂本勇、3番・丸の「サカマル」コンビや、亀井、阿部らベテラン陣はそろってベンチスタート。その多くは祝勝会後のメディア出演などを、日付が変わるまでこなしていた。コンディション管理を優先した。「今日に関してはそういうことだね」と指揮官。代わって石川、田中俊、若林、山本、先発投手の桜井と“93年組”からの5人や、このところ打席数を減らしていた陽岱鋼、ゲレーロがスタメンに名を連ねた。

 優勝を決めた今、10月9日に始まるクライマックスシリーズ(CS)最終ステージに向けて残された試合を有効に使う必要がある。狙うのはコンディションアップと、戦力の整備だろう。「昨日の今日でまだそういうふうにはね。否定はしないけど」と指揮官はやんわりと報道陣のはやる気持ちを抑えつつ、色気ものぞかせた。

 この日、昇格した鍬原が5回から2番手で登板し、1安打1四球ながら無失点。それでも「変化球でストライクが取れなかったし、ファームではできて、ここでできないでは意味がない」と悔しげな表情。同じく昇格した古川とともに、宮本投手総合コーチから「ただの消化試合じゃない。CS、日本シリーズを狙う気持ちで投げろ」とゲキを飛ばされていただけに、アピール不足を感じていた。

 23日のヤクルト戦(神宮)は今村が先発予定。今季3勝(2敗)の左腕の復権はそのまま、スターター陣の充実や短期決戦で重要な役割を担う“第2先発”の候補が台頭することにつながる。新たなサバイバルのゴングが鳴った。(西村 茂展)

試合詳細
7回途中降雨コールドで敗れ、傘を差して引き揚げる原監督(カメラ・橋口 真)
セ・リーグ、ポストシーズン日程
すべての写真を見る 2枚

緊急アンケート「巨人を語ろう」
 スポーツ報知では「10の質問」を用意し、ユーザーの皆様に巨人に関する緊急アンケートを実施します。集まった貴重な意見を吟味し、巨人・今村司球団社長に渡して意見を伺います。ぜひ、ご投稿ください!
アンケートはこちら

巨人

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請