日本製鉄室蘭シャークス、“打てないチーム”から脱却し本大会切符

優勝の瞬間、人差し指を突き上げる日本製鉄室蘭シャークス・岩崎(中)
優勝の瞬間、人差し指を突き上げる日本製鉄室蘭シャークス・岩崎(中)

◆社会人野球日本選手権 北海道予選 決勝リーグ最終日 日本製鉄室蘭シャークス8―0北海道ガス=7回コールド=(22日、札幌・円山球場)

 日本製鉄室蘭シャークスが北海道ガスを8―0の7回コールドで下し、2年連続5度目の本大会(10月25日開幕、京セラドーム)切符をつかんだ。

 先発した2年目左腕・岩崎巧(24)=法大出=が散発3安打0封すれば、打線は11安打8得点で快勝。昨春の都市対抗予選後にデータ解析ソフトを導入し、投高打低のチームから生まれ変わり、今春の都市対抗に続く2大会連続で全国出場を決めた。

 投打ががっちりとかみ合い、日本製鉄室蘭シャークスが2年連続の本大会出場を決めた。先発の左腕・岩崎が散発3安打0封すれば、打線は初回に2点を先制するなど11安打8得点と爆発。昨年12月に就任してから、道内2大大会は負けなしの8連勝で、比嘉泰裕監督(34)は「選手が頑張ったおかげ。よく課題を克服して、本番で結果を残してくれた」と、ナインの奮闘をねぎらった。

 “打てないチーム”から脱却した。元日本ハムの瀬川隼郎(32)=北海高出=ら元プロ3投手を擁する盤石なブルペンを誇るも、援護できない打線が長年の課題だった。そこで取り入れたのがデータ解析ソフトだ。全国では主流だった同ソフトを、道内では浸透していなかった昨年の都市対抗後に導入。十島慎也アナライザー(31)がデータを収集し、投手野手別の傾向と対策を選手に供給してきた。

 当初は手探り状態だったデータ収集を十島アナライザーが初めて1年、ようやく実を結んだ。「選手1人1人が成長して考えた結果。僕はその一助になっただけ」と話すが、今大会打率6割3分6厘で首位打者を獲得した井上俊樹遊撃手(27)=大体大出=は「これだけ打撃が好調なのは間違いなく十島さんのおかげ」と感謝した。生まれ変わった姿は全国の舞台でも証明する。(清藤 駿太)

野球

報知ブログ(最新更新分)

一覧へ
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請