【巨人】増田大、びっくり最後に大一番打「まさか自分が」

10回に決勝打を放った増田大輝(カメラ・橋口 真)
10回に決勝打を放った増田大輝(カメラ・橋口 真)

◆DeNA2―3巨人=延長10回=(21日・横浜)

 5年ぶりのリーグ優勝を決める打球が中前へ抜けた。延長10回2死一、三塁。Vの殊勲者は、元とび職人の増田大だ。三嶋の低めの直球をたたきつけて決勝タイムリー。今季、足で魅了してきた韋駄天(いだてん)が、この日はバットで決めた。「まさか自分がとは思わなかった。独立リーグ(四国IL徳島)にいた時は思い描いていなかったけど、切り開けたかな」と喜びを爆発させた。

 9回2死の土壇場で試合を振り出しに戻したのも、途中出場の小林だ。一、二塁で守護神・山崎を打ち砕いた。外角の148キロの直球を打ち返した打球は、前進する右翼手の前に弾んだ。二塁走者の重信がヘッドスライディングで同点のホームイン。延長戦へと持ち込んだ。小林は値千金の一打に「うれしいです」と控えめに喜んだが、塁上では右拳を握り、鈴木外野守備走塁コーチと力強くハイタッチを交わした。

 今季を象徴する“全員野球”で勝ちきった。2点ビハインドの7回。攻めあぐねていた上茶谷を攻め、1死一、三塁とすると原監督は代打・阿部を打席へ。するとエスコバーの投球を戸柱が後逸。1点を返した。立て続けにゲレーロ、石川を代打で起用。その後も選手を惜しみなく使い、最後に残った野手は山本のみ。まさに全員でつかみとった1勝となった。

 「みんなが泣いていたのでもらい泣きしそうになった。大の大人が泣くくらい最高のことなんだと実感した」と増田大。26歳の苦労人が、チームを歓喜の瞬間へと導いた。(河原崎 功治)

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