【甲府】新潟と痛恨ドロー…ウタカ弾も実らず格下にとりこぼし

後半44分、シュートを防がれ悔しがるFW宮崎(右)
後半44分、シュートを防がれ悔しがるFW宮崎(右)

◆明治安田生命J2リーグ第33節 甲府1―1新潟(21日・山梨中銀スタジアム)

 ヴァンフォーレ甲府は21日、ホームで13位・新潟と1―1で引き分けた。1点を追う前半39分にFWピーター・ウタカ(35)が、相手のミスからのボールを押し込み追いついた。後半29分には18日の天皇杯(対法大)で決勝ゴールを奪ったルーキーFW宮崎純真(19)を投入。逆転を狙ったが、あと一歩及ばなかった。

 リーグ残り10戦の、ラストスパート初戦。是が非でも勝ち点3が欲しい甲府は終盤、FW宮崎、FW金園英学(31)を投入し、新潟ゴールに迫った。そして後半44分。宮崎が持ち上がったボールからウタカ、金園と渡り、再びゴール正面で宮崎へ。狙い澄ました右足を振り抜いたが、相手GKに止められた。逆転へ向けた最後のチャンスを逃した19歳FWは、顔を覆って悔しがった。

 「勝ち点3を取る試合をしないといけなかった。残念です」と伊藤彰監督(47)は会見冒頭で話した。FWドゥドゥ(29)の負傷離脱を受け、アラーノ(24)を左シャドーストライカーとして加入後初先発させたが、新潟の堅守の前に攻撃の形を作れず、セットプレーの流れから前半11分に先制点を奪われた。その28分後の同39分。MF小椋祥平(34)のスルーパスからFW横谷繁(32)がクロス。相手DFに当たったボールをGKがクリアミス。こぼれてきたボールをFWウタカが冷静に押し込んで追いついた。「ボールが自分の方にこぼれてきて押し込んだ。イージーゴールだった」とウタカ。この一発で息を吹き返し、宮崎の投入で攻撃はさらに活性化されたが、あと1点が遠かった。

 伊藤監督が開幕前から今季のポイントと指摘していた「ラスト10戦」の初戦。GK河田晃兵(31)のスーパーセーブもあり、引き分けは妥当な結果であったが、下位相手に取りこぼしたともいえる。「できるだけ勝ち続けないといけない」と話していた伊藤監督。上位追撃へまとまった連勝が必要な甲府。残された試合はあと「9」となった。(西村 國継)

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