【西武】メヒア、代打サヨナラ弾「勝ち続けないといけない」22日にもV

9回1死一塁、代打・メヒアがサヨナラ2ランを放ちヘルメットを放り投げながらジャンプする(カメラ・清水 武)
9回1死一塁、代打・メヒアがサヨナラ2ランを放ちヘルメットを放り投げながらジャンプする(カメラ・清水 武)

◆西武5X―3楽天(20日・メットライフドーム)

 ナインが待つ本塁に帰還したメヒアは、これ以上ない祝福を受けた。歓喜の輪が解けると、目をこすって涙したようにも見えた。だが「泣いてないよ。水をかけられたときに、誰かがいたずらで水以外のものをかけてきて。多分、清涼飲料水なんだけど、それが目に入ったんだ」。そんな痛みも気持ちいいほどのサヨナラ弾だった。

 チームを救った。6回に3点を先制も、7回に投手陣が崩れて同点に追いつかれる重苦しい空気。同点の9回も先頭の山川が左前安打で出塁したが、犠打のために代打起用された熊代がスリーバントを失敗した。メヒアは1死一塁に代打で登場。嫌な流れを一掃する一振りで、松井から左翼席最前列にサヨナラ2ランを運び「難しい試合で最後にチームを助けることが出来て、うれしく思う」と誇らしげだった。

 “松井キラー”ぶりもさすがだった。今季は6本塁打のうち、3本が松井から。対戦成績は4打数3安打、3本塁打と圧巻だ。「個人的には打ちやすい感覚は持っていない」と助っ人は冷静だったが、辻監督は「メヒア様様や。ウチのとっておきですよ。松井にはメヒア。見事だった」と興奮気味に絶賛した。

 来日6年目。今季は代打起用が中心で、最も少ない70試合のみの出場にとどまる。そんな中で支えとなっているのが、日本に滞在しているマイティ夫人と16年9月に生まれた長男・アロンソ君の存在だ。「1試合で1打席のことも多いのに、それでも球場に来て声援を送ってくれて感謝しているよ」。地道に早出練習を欠かさず準備を続け、来日初のサヨナラ本塁打を飾った。

 直近6試合で3度目のサヨナラ勝ち。マジックを1つ減らして「4」とし、最短Vは22日だ。「勝ち続けないといけないのは分かっている。プレッシャーを感じる時間もないね」とメヒア。西武はこれで今季のホームゲームを、43勝29敗と大きく勝ち越して終えた。(安藤 宏太)

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