名古屋が、風間八宏監督(57)を解任したことが20日、分かった。21日にも正式発表される。関係者によると、この日の練習後に選手やスタッフにあいさつを済ませたもよう。後任はF東京や鳥栖を率いたイタリア人のマッシモ・フィッカデンティ氏(51)の就任が決定的となっている。
風間氏は17年にJ2に降格した同クラブの監督に就任。リーグ戦では3位だったが、昇格プレーオフを勝ち抜き、1年でJ1復帰に導いた。だが昇格初年度の昨年は15位。今季は元日本代表MF米本拓司やDF吉田豊など大型補強を行い、開幕当初は首位に立ったが、5月中旬から10試合連続勝ちなしを経験。現在も4戦連続勝ちなし中で、参入プレーオフ圏の16位鳥栖と勝ち点4差の11位と低迷していた。
後任は守備戦術に定評のあるフィッカデンティ氏の就任が決定的。攻撃サッカーを標ぼうしていた風間氏から180度方向転換する形となるが、リーグワースト5位の40失点を喫している守備陣の立て直しには期待できる。また米本、DF丸山祐市、太田宏介はF東京監督時代に、DF吉田は鳥栖監督時代に指導。自身の戦術を理解する選手が多数在籍しており、短期間で結果を出すにはうってつけの存在と言えそうだ。
残りは8試合。名古屋の決断が吉と出るか、凶と出るか、注目される。