【楽天】塩見、6回途中3失点の粘投実らず…腰の違和感から2か月ぶり先発

約2か月ぶりに先発した塩見の粘投は実らなかった
約2か月ぶりに先発した塩見の粘投は実らなかった

◆西武5x―3楽天(20日・メットライフドーム)

 楽天は西武に3―5でサヨナラ負け。連勝は3で止まった。約2か月ぶりの先発となった塩見貴洋投手(31)が、5回までは1安打とほぼ完璧な投球。しかし6回に連打を浴びると、3失点(自責3)。粘投も実らず、今季4勝目を逃した。ただ4位・ロッテがオリックスに敗れたため、楽天の4位転落は免れた。

 塩見は、祈るような表情で打球の行方を見つめた。0―0で迎えた6回1死満塁。カウント2―2から、打者・森への7球目。森がフォークをはじき返すと、打球は一塁手・銀次が必死に伸ばしたグラブをすり抜け右前で弾んだ。2者が生還。ここで降板を告げられると、ガックリ肩を落とした。

 6回1/3を投げ4失点(自責4)で敗戦投手となった7月5日の日本ハム戦以来、約2か月ぶりの先発。昨年も痛め、手術に踏み切った腰に再び違和感を感じたことから、夏は2軍暮らしが続いていた。今月上旬には「痛みはないけど、いつ再発するか分からない。投げることは大丈夫だけど、再発するのが怖い」と本音を漏らしていた。

 不安を抱えていた中で巡ってきたチャンス。初回、秋山を空振り三振に仕留めると、3者凡退に抑えるなど立ち上がりから素晴らしい投球を見せた。2回は外崎に四球を与えたものの、後続は抑えた。5回1死無走者から山川に中前打を許すまでノーヒットに抑える完璧な内容。140キロ前半の直球を内外角に投げ分け、自慢のフォークとスライダーで凡打の山を築いた。

 平石洋介監督(39)は「塩見は良かったですね。1つ1つのボール、真っすぐに力があった。コントロールも良かった」と称賛したが、本人は「ボールが高かったですね。ボールが高いからヒットゾーンに飛んでしまう」と自ら課題を掲げた。勝利は逃したものの、腰痛からの復調を強く印象づけた左腕。来季こそ、完全復活を目指す。(高橋 宏磁)

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