【金沢】垣田裕暉、クルーニーの“稼ぎ頭コンビ”がPO圏導く

左足でボレーシュートする金沢・クルーニー。2試合連続得点がかかる
左足でボレーシュートする金沢・クルーニー。2試合連続得点がかかる

 J2ツエーゲン金沢のFW垣田裕暉(22)、クルーニー(24)の“稼ぎ頭コンビ”が、チームの苦しい状況を打破する。20日は石川・津幡町内でホーム・山口戦(21日・石川西部)に向け、最終調整を行った。現在3試合勝利から遠ざかっており、負傷者も続出するなど目標の1桁順位やJ1昇格プレーオフ(PO)圏の6位以内に向け、正念場を迎えている。過去7戦無敗と“お得意様”の山口を撃破し、再びいい流れを引き寄せる。

 勢いを取り戻すべく、金沢のストライカーたちは秋空の下、真剣なまなざしでボールを追った。チーム最多5得点を挙げている4人の中で、直近3試合で先発2トップを組んでいるのが垣田とクルーニー。垣田は山口戦に向け「今までやってきたことをやれば崩せる」と言葉に力を込めた。

 8月24日の新潟戦(3〇2)を最後に3戦1分け2敗で、勝てていない。追い打ちをかけるように負傷者が続出。右サイドバックの主力のDF長谷川巧(20)が、右膝前十字靭(じん)帯損傷で今季絶望となった。また、今夏途中加入ながら3得点のFW山根永遠(20)が距骨下関節内遊離体のため手術を受け、全治6週間。さらには前節の琉球戦(2△2)で、ルーキーFW窪田稜(18)が右足関節外側靱帯を損傷し、全治4週間の重傷を負った。

 その間、順位は少しずつ下がり、前節終了時で10位。J1昇格PO圏の6位以内を目指すには、ここが正念場だ。垣田は「上に行くチームでも勝てない時期は来る。ここで踏ん張れるか踏ん張れないかが、強いチームと弱いチームの差だと思う」と危機感を口にした。

 勝ち点3が欲しい一戦に向け、データが後押しする。山口には過去5勝2分けと無敗で、今季の前半戦でも勝利(2〇0)した。なかでもクルーニーはそこで1得点し、前節の琉球戦でも先制弾。「取れるだけ取りたいが、まず勝利に貢献したい」と気合。10番を背負う垣田は「チームが苦しいときに何とかできる選手になりたい」と自覚を示した。点取り屋たちが、チームを再び上昇気流に乗せる。(三須 慶太)

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