【オリックス】球団一筋14年の岸田が引退会見「優勝はすごくしたかった。そこだけです」

引退会見を行う岸田護
引退会見を行う岸田護

 オリックスの岸田護投手(38)が20日、京セラドーム大阪で引退会見を行った。球団一筋14年のチーム最年長右腕は「素直にすっきりしています。悔いがないと言えばゼロではないが、やりきった気持ちはあります」とすがすがしい表情を見せた。今季最終戦の9月29日・ソフトバンク戦(京セラD)で引退セレモニーが行われ、今後は何らかのポストにつく予定だ。

 現役生活で優勝は味わうことができなかった。「優勝はすごくしたかった。そこだけです、悔いがあるとすれば」。最も印象に残っている試合は、自身初の2ケタ勝利(10勝)を挙げた2009年10月8日の日本ハム戦(京セラD)。「14年で一番僕の中では大きな試合だった」と懐かしんだ。2016年には海外FA権も取得したが、「入った時から出る気はなかった。おやじに『ここで終われ』と言われたので考えていなかった」と球団愛を貫いた。

 引退会見は田口野手総合兼打撃コーチ、海田、吉田一、山崎福が見守った。チームメートの姿を見ると思わず涙がこぼれそうになったがこらえた。「本当に気持ちはすっきりしている。笑って終わりたい」と最後まで笑顔だった。

 ◆岸田 護(きしだ・まもる)1981年5月10日、大阪・吹田市出身。38歳。履正社高では1年夏の甲子園に出場したが登板なし。東北福祉大を経てNTT西日本に入り、05年の都市対抗野球で準優勝。同年の大学・社会人ドラフト3巡目でオリックスに入団した。通算432試合で44勝30敗63セーブ63ホールド、防御率2・99。180センチ、80キロ。右投右打。今季年俸4000万円。

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