【広島】5度目のサヨナラ負けで4連覇が完全消滅 7点リードから悲劇的結末

6回途中で降板した床田寛樹(カメラ・矢口 亨)
6回途中で降板した床田寛樹(カメラ・矢口 亨)

◆DeNA11x―8広島=延長11回=(19日・横浜)

 広島はDeNAに今季5度目のサヨナラ負けを喫し、リーグ4連覇の可能性が完全に消滅した。同点で迎えた延長11回無死一、二塁。2イニング目に入った6番手・今村がソトにサヨナラ3ランを浴びた。

 5回までに鈴木、長野の一発などで7点をリードしたが、6回に床田、九里が捕まり、一気にリードを吐き出した。8回に再び会沢の12号ソロで勝ち越したものの、その裏に梶谷の適時二塁打で同点に追いつかれ、最後は力尽きた。

 昨オフに丸が巨人にFA移籍。精神的支柱だった新井氏も現役を退いた。主力を欠く中、チームは開幕から5カード連続負け越しと泥沼のスタート。6月下旬からは11連敗の地獄も味わった。3連覇の立役者だった守護神・中崎、遊撃・田中広が疲労、故障から不振に陥ると、26本塁打をマークしていたバティスタもドーピングの陽性反応で8月中旬にチームを離れた。

 幾多の困難に見舞われながらも、5月には11連勝、7月には9連勝をマークし、8月上旬には首位・巨人と1ゲーム差まで迫った。リーグ制覇は逃しても、カープの底力を見せた1年であることは間違いない。

 DeNA戦の負け越しが決まり、最終勝率、勝利数が並んだ場合は上回ることができない。4位・中日にも2・5ゲーム差に迫られる危機的な状況だが、悲願の日本一のチャンスは残っている。緒方監督は「一戦、一戦カープの野球をやるだけ」と口癖のように言い続けている。1984年以来、35年ぶりの日本一奪回に全力を注ぐだけだ。

 ◆セ・リーグの順位決定 〈1〉勝率が同じ球団が2球団となった場合、勝利数の多い球団が上位となる。〈2〉勝率、勝利数が同じ2球団は当該球団間の勝率が高い球団が上位。

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