大原港・松栄丸、ヒラメお披露目 太東沖一部で1か月早く解禁 良型主体でトップ9尾

2.4キロの良型ヒラメを釣って笑顔の石坂さん(松栄丸で)
2.4キロの良型ヒラメを釣って笑顔の石坂さん(松栄丸で)
1.5キロオーバーのヒラメを手にした中島さん
1.5キロオーバーのヒラメを手にした中島さん

 外房のヒラメ釣りが、1日から太東沖の一部海域で解禁となった。昨年に続き例太東沖年より1か月早い開幕だ。大原港の報知指定・松栄丸の乗合船では、良型主体で食いは活発、トップは9尾を記録している。今年も魚影は濃いようで、2~3キロ級の良型が交じり、釣果は安定している。10月1日の大原沖全面解禁に向け、好スタートを切った。

 松栄丸は、大原港から約14マイル(22・5キロ)の太東沖の中根と呼ばれる釣り場へ向かった。中井順一船長(61)は実績のあるポイントに船を止め、「水深40メートルです。始めてください」とアナウンスした。

 何度目かの流しで、中井船長が操船室の窓から顔を出し、「ベイトのいい反応が出てるよ」と言った。すると、待つ間もなくコツンと小さくアタリが来た。ベイトの群れについたヒラメが食いついたのか、竿が押さえられたまま動かない。重みを感じるがピクリともしない。そのまま待つ数十秒が長く感じる。次の瞬間いきなりガンガンと竿の元まで曲げてきた。食った! 竿を起こし巻き上げ開始だ。重量感たっぷりの引き。良型か。上乗りの中井祐介さん(35)が差し出したタモ網に収まったのは、1・5キロ級の肉厚のヒラメだった。

 ヒラメ釣りでは置き竿にする人が多いが、調布市の石坂弘さん(61)は終始、竿を持ってヒラメからの魚信を待っていた。すると、モゾモゾと引くアタリから竿先が徐々に引き込まれていった。ここで竿を大きくしならせながら合わせを入れ2・4キロの良型を取り込んだ。「持ち竿のほうが、最初のアタリから食い込むまでじっくり楽しめます。魚によりアタリ方がいろいろあり、合わせる時のワクワク感が面白いですね」と満足そう。石坂さんは、この日トップの6尾を上げた。

 この時期のヒラメは勝負が早い。市川市の中島一美さん(70)が竿先を持ち込むアタリを捉えると、次の走るような引きで合わせた。1・5キロオーバーが上がった。「ヒラメ40と言うが、夏はそこまで待たず、その前に食い込んでいきますね。活性が高いからかね」と話す。

 10月の大原沖全面解禁を前に、1日から太東沖の一部海域で解禁となった。松栄丸では、6日に0・6~2・7キロが1~9尾、その後も2~3キロ級交じりで順調な釣果を上げている。中井船長は「今の釣り場は狭いが、肉厚の良型が順調に食っています。10月に全面解禁すると、広範囲を狙えるので数、型が共に期待できるので楽しみですね」と、全面解禁を心待ちにしていた。

(田中 清)

 ◆めも ヒラメ釣りの近況、乗合船は、大原港松栄丸(TEL0470・62・0571、HPはQRコード参照)。乗合船は午前4時出船。料金は餌、氷付きで1万2000円。女性、中学生以下は割引あり。乗合船は人数制限あり。要予約。

 このほか以下の船宿からも乗合船が出る。

 外川港大盛丸(TEL0479・23・3362)

 飯岡港太幸丸(TEL0479・63・1902)

 片貝港源七丸(TEL0475・76・2002)

 ◇ヒラメ釣りのタックル ▽竿…1・5~2・4メートル、オモリ負荷20~60号で胴調子▽リール…中型両軸タイプ▽道糸…PE3~5号▽仕掛け…幹糸6号、ハリス5~6号80センチ、親バリは丸セイゴ17号、孫バリはトレブルフック8号、捨て糸3~4号で50~80センチ▽オモリ…60~100号が基本だが、潮の流れが速い時は120号が必要▽餌…生きたイワシ。

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