【仙台】渡辺監督“師匠”手倉森監督撃破で恩返し「勝って次に進む」

14日の札幌戦で勝利を喜ぶ渡辺監督(中)
14日の札幌戦で勝利を喜ぶ渡辺監督(中)

 J1ベガルタ仙台は17日、18日の天皇杯4回戦・J2長崎戦へ向け長崎県内で非公開練習を行った。今季から長崎を率いる手倉森誠監督(51)は08年~13年に仙台の監督を務めた。当時コーチとして共に戦った仙台の渡辺晋監督(45)にとっては、公式戦初の“師弟対決”となる。

 長崎と戦う―。8月16日、4回戦の組み合わせ抽選が行われる前に渡辺監督が予想していた通りのカードが決まった。指揮官は「(手倉森監督からは)たくさん勉強させてもらった。僕自身の財産。僕の中の礎として残っている。試合は誠さんと戦う訳ではない。長崎と戦う。勝って次に進む」と気持ちを高めた。

 青森・五戸町出身の手倉森監督は仙台時代の09年にJ2優勝とJ1昇格を実現。11年に4位、12年に2位とチームを躍進させた。14年からは世代別代表の監督やA代表のコーチを務め、今季6年ぶりにJリーグの監督に復帰した。手倉森監督は「震災の後(優勝チームに与えられる)シャーレを届けられなかったことは今でも心残り。仙台のことはいつも気にかけている。ナベ(渡辺監督)も長く仙台を率いて彼自身の監督像を作り上げている。ライバル意識ももちろんあると思う。真剣勝負できることが本当に楽しみ」と話した。

 前回の天皇杯は準優勝。悲願の初タイトルを目指す仙台にとって絶対負けられない戦いだ。14日の札幌戦(3〇1)でリーグ戦5試合ぶりに勝利したイレブンの雰囲気は活気に満ちている。“恩師”から勝利し、目標への階段を上がる。(小林 泰斗)

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