【中日】白井オーナー、注目の松坂去就に「世論で決めるわけじゃない。球団の都合で決める」

中日・松坂
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中日・白井オーナー
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 中日・白井文吾オーナー(91)が17日、愛知県内で取材に応じ、松坂大輔投手(39)の来季去就は“ビジネスライク”に判断する意向を明かした。野球ファンから根強い人気を誇る右腕について、「世論? 知らないよ。世論で決めるわけじゃない。球団の都合で決めるんだから」と力説した。

 すでに松坂も含めた来季の編成は「社長が一生懸命やっておる」と矢野球団社長、加藤球団代表に一任している。2月のキャンプで右肩を痛めた平成の怪物は今季2試合の登板で0勝1敗、防御率16・88。現在は右肘を痛め、ブルペン投球からも遠ざかっている。加藤球団代表は来季契約について「白紙」と繰り返し、戦力として計算できるかがポイントと強調。これまで日米通算170勝を挙げた実績、功績が評価されなければ、非常に厳しい状況だ。

 関係者の話を総合すると、球団は来月のドラフト会議の指名人数を5~6人と確認。これに伴い、整理選手、減額制限を超える年俸提示の対象選手の絞り込みを進めている。松坂はすでに球団に「来季も現役でプレーしたい」と希望を伝えており、今後の会談予定はない。今月末には最終結論を伝えられる見込みだ。

 報道陣から来季も松坂の投球が見たいかと問われた白井オーナーは「俺の考えはないんだ。(松坂)本人もきっと色んな人に相談して、一生懸命考えておるよ」とベテラン右腕の心中を察し、慎重に言葉を選んだ。横浜高時代からファンを魅了してきた球界の至宝が分岐点を迎えている。

 ◆松坂の去就を巡る経過

 ▼7月27日 DeNA戦(ナゴヤD)に先発。今季2試合目の登板は自己最短の1/3を8安打8失点でKO。2軍落ちが決定。

 ▼8月6日 ウエスタン・オリックス戦(オセアンBS)に先発。横浜高の野球部長だった小倉清一郎氏も見守る中、5回3失点。

 ▼同14日 ウエスタン・ソフトバンク戦(タマ筑後)で5回2失点。その後は右肘痛を訴え、登板から遠ざかる。

 ▼同21日 名古屋市内の病院で精密検査を受診。

 ▼同29日 加藤球団代表が松坂と来季去就について会談する方針を示し「彼の意思を確認した方がいい。それと球団が契約するのはまた別の話」。

 ▼9月1日 松坂が加藤球団代表と会談し「現役を続けたい」と主張。

 ▼同16日 ナゴヤ球場で2日ぶりにキャッチボール。右肘の状態について「そんなに変わらないです」と説明。

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