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【こちら日高支局です・古谷剛彦】本当に許しがたい“たてがみ事件”

タイキシャトルの切られた鬣(ヴェルサイユファーム提供)
タイキシャトルの切られた鬣(ヴェルサイユファーム提供)

 17日と18日の2日間、北海道新ひだか町静内の北海道市場で「セプテンバーセール」が開催されている。10月に実施される消費税増税の影響を考慮し、15年ぶりの9月開催を行った。その一方で、「サマーセール」の上場頭数の増加から、主催者の日高軽種馬農業協同組合も、日程調整や1日当たりの上場頭数の限界などを感じており、「セプテンバーセール」の売れ行きいかんで、販売申込者側の選択の幅を広げる効果を狙っている。その分析は、来週のコラムで書きたいと思っている。

 さて、セール会場でも生産者の方々との会話で話題となったが、日高町門別のヴェルサイユファームで、タイキシャトルやローズキングダムのたてがみが切られ、その様子がツイッターでアップされた。ヴェルサイユファームには、7月にグリーンチャンネルの番組取材でお邪魔したが、ファンを大切にし、引退馬たちの見学にも前向きな牧場だっただけに、今回の件は本当に残念だ。

 「牧場見学のマナーに関し、牧場の方々からの苦情が、今年は特に多いです」

と、市場横に設置されている、競走馬のふるさと日高案内所のスタッフは話す。衛生面や保険などの関係から、食べ物を与えることを禁止しているにも関わらず、人参などを与える行動を取ったり、時間外の訪問(遅刻など)といった自己の理屈で押しかける人が実際にいたそうだ。

 「SNSの影響もあると思いますが、牧場の方々の話を聞くと、自分勝手な行動を取るファンが増えている印象を受けます」という話も聞いた。

 競馬は、ファンに支えられている興行である。だからこそ、牧場の方々も、できる限りファンの方々に見学して頂きたい思いは持ち合わせている。しかし、今回のようなことが起きれば、名馬の見学が完全に禁止されてしまう可能性も起きうる。種付けシーズンが終わり、秋は種牡馬の見学が可能な時期でもある。気候も良く、馬産地めぐりを考えている方々も少なくないだろう。馬が大好きな人たちの気持ちを踏みにじるような言動は、本当に許しがたい。(競馬ライター)

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