貴景勝、連敗ストップ!関脇対決制し6勝目「とにかく自分の相撲を」

貴景勝(手前)が御嶽海を押し出しで下す(カメラ・小泉 洋樹)
貴景勝(手前)が御嶽海を押し出しで下す(カメラ・小泉 洋樹)

◆大相撲秋場所8日目 ○貴景勝(押し出し)御嶽海●(15日・両国国技館)

 1場所での大関返り咲きを目指す貴景勝が、御嶽海との関脇対決を制して6勝目。復帰ノルマ10勝以上にまた一歩前進した。5月の夏場所では勝利と引き換えに右膝を負傷して、休場に追い込まれた“因縁”の相手に、立ち合いから圧倒して押し出した。この日から鶴竜も休場して4場所ぶりに横綱不在となった波乱の秋、後半戦も白星を着実に積み重ねていく。優勝争いは幕内・隠岐の海が自身初のストレート給金で単独トップ。1敗で同じ平幕の明生が追う。

 貴景勝が、今場所イチの相撲を見せた。相手は5月の夏場所4日目、右膝を痛めた取組の相手・御嶽海。立ち合いで低く当たって相手を起こすと、もろ手で押して一気に土俵際。最後は全身で押し出した。「とにかく自分の相撲を取ろうと思ってやった」。6日目からの連敗は、最少限の2で止めた。

 新大関で臨んだ夏場所。もろ差しから御嶽海を振ったときに右膝をひねった。「1つの勝利の引き換えに25番をダメにした」。同場所は8日目以外を休場。名古屋は全休し、大関から陥落した。ただ本人は“因縁”は感じていない。「何事もなく終わった」のがこの日の感想だ。

 夏はスタイルの突き押しから、相撲の幅を広げようと試行錯誤した。しかし組んでからの攻めでの負傷。「強くなろうと思った材料で負けたのは残念だった。でもその結果、気づかされた部分があった」。もう一度、自分の突き押しを見つめ直した。

 10勝での大関復帰へ、あと4勝。鶴竜の休場により後半戦の横綱戦が消滅し、残す上位戦も2大関のみ。追い風が吹くが「いかに邪念を捨てるか。(ファンの)応援が、唯一邪念をかき消してくれる」。目の前の一番に、全力を尽くす。(大谷 翔太)

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