【札幌】本拠10戦ぶり黒星 代表帰りのチャナティップ「疲労感は残っている」

前半、攻め込むも相手DFに止められる札幌FW鈴木
前半、攻め込むも相手DFに止められる札幌FW鈴木

◆明治安田生命J1リーグ第26節 札幌1―3仙台(14日・厚別)

 北海道コンサドーレ札幌が、真の強豪となるための試練を味わった。仙台戦に1―3で敗れ、ホームでは4月6日大分戦(1●2)以来、10戦ぶりの黒星を喫した。2週間ぶり公式戦の相手に対し、4選手が代表遠征帰りで他の選手もルヴァン杯2戦を戦った疲労から、主導権を握ることが出来なかった。今後も予想される同様の状況を乗り越えるべく、地力強化の必要性を痛感する敗戦となった。

 ペースを握れないまま、時間が過ぎていった。前半32分に先制され、一時は追いついた札幌だったが、突き放されての敗戦。ホームで喫した5か月ぶりの黒星を、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(61)は「運動量、球際の部分で相手が我々を上回った」と振り返った。

 序盤から動きが重く、仙台に押し込まれた。W杯アジア2次予選で2試合を戦い、試合3日前の11日に札幌に戻ったタイ代表MFチャナティップ(25)は「疲労感は残っている」と漏らした。計4選手が代表遠征帰りで、それ以外もルヴァン杯準々決勝を戦った。MF宮沢裕樹主将(30)が「頭の回転とかは早く出来ていなかった」と言ったように、テンポのいいつなぎが鳴りを潜める一因となった。心身とも本来の姿でなく、勝機を見出すのは難しかった。

 ただ、それを言い訳にはしない。宮沢主将は「タイトルなり、上を狙えるチームになってきたということだから。こういう時に勝ち切れたり、戦い抜けられれば財産になる」と話した。今後も複数の代表招集が予想され、目標とするACLに出場すれば、より日程は過密になる。劣勢もはね返せるだけの力を付けていかなければならない。(砂田 秀人)

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