【無良崇人の目】羽生の体仕上がり「熟成」感じた

男子ショートプログラム 新衣装で登場した羽生結弦(カメラ・矢口 亨)
男子ショートプログラム 新衣装で登場した羽生結弦(カメラ・矢口 亨)

◆フィギュアスケート オータムクラシック 第2日(13日・カナダ・オークビル)

 羽生結弦(24)=ANA=の男子ショートプログラム(SP)を、プロフィギュアスケーターの無良崇人氏(28)が解説した。

 * * *

 羽生選手のジャンプの軽さ、1つ1つのステップの動きに体の仕上がりを感じました。転倒した冒頭の4回転サルコーは「回転を付けよう」という意識が強くなりすぎ、空中に上がる前に踏ん張っている足が普段より先に内側へ入ったことで左に傾いてしまったように見えました。ここ最近の試合では見られなかった珍しい失敗でしたが、フリーですぐに修正してくると思います。他の2本のジャンプは質も高く問題ありません。

 昨季と同じプログラムということで、非常に熟成されている印象を受けました。オフにプログラムを一から作るという作業がない分、ジャンプの向上や体作りに注力できた印象です。男子はフリーが勝負。4回転の本数がSPよりも多いため、どれだけ完璧にできるかが問われます。フリーはいまだ構成が明かされていないからこそ、どのような内容を見せてくれるのか非常に楽しみです。(14年四大陸選手権優勝)

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請