【巨人】頼れる4番だ、岡本打でキッチリ先制M6「いいところに転がってくれました」

1回1死一、二塁、岡本が左前に先制適時打を放つ(捕手・会沢=カメラ・相川 和寛)
1回1死一、二塁、岡本が左前に先制適時打を放つ(捕手・会沢=カメラ・相川 和寛)

◆巨人5―1広島(13日・東京ドーム)

 ボテボテの打球が、三遊間を抜けた。岡本は一塁ベース上で安心したように、小さく笑った。「いいところに転がってくれました。まずは先制点が取れてよかった」。初回1死一、二塁。先発・九里の内角のチェンジアップをはじき返した打球は左前へと転がった。6試合連続安打となる貴重な先制打が決勝点になった。これで自身が一番こだわる打点も84に伸ばした。

 この日の試合は、2020年東京五輪に向けた12球団プロ野球ファンの侍ジャパン応援機運を高める施策の一環で「結束! 侍ジャパンナイター」として行われた。試合前には、侍ジャパンの稲葉監督からファンへメッセージVTRなどがスクリーンに映し出された。

 侍入りも期待される主砲は、「選ばれたらうれしいですけど、まだそんなところ(侍ジャパン)に選ばれる実力もないと思っている。まずは自分のチームでレギュラーを確立させて、信頼されるバッターになるのが先。チームのことが最優先」と話す。だが、稲葉監督が視察に訪れた6月18日のオリックス戦(東京D)では山本からバックスクリーン右に完璧な13号ソロをかっ飛ばすなど“御前弾”を放っていた。

 優勝に向けてチームを引っ張るのは、プレーだけではない。練習中などに時折、助っ人と通訳を介さずに2人でコミュニケーションをとる。岡本は「日常会話なんてスラスラ話せたもんではないですけど、ね」と笑うが、学生時代に学んだ英語を駆使して、雑談を繰り広げる。これにはゲレーロも「彼はちょっと英語を話すことができてね。いつも楽しいよ。彼は本当に気遣いのできるナイスガイさ」と笑顔。何気ない主砲の心遣いが、夏場から状態を上げた助っ人砲を支えていた。

 今はチームの優勝だけを見据えバットを振り続ける岡本。試合後は「明日も頑張ります」とすぐに次戦に切り替えた。チームを5年ぶりのリーグ優勝に導いた先に、日の丸を背負う時がやって来る。(小林 圭太)

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