【尾車親方の目】遠藤も大いにチャンス、馬力アップが好調な要因

貴景勝(左)は、つきひざで遠藤に敗れる(カメラ・佐々木 清勝)
貴景勝(左)は、つきひざで遠藤に敗れる(カメラ・佐々木 清勝)

◆大相撲秋場所6日目(13日・両国国技館)

 横綱と大関の星が伸びない群雄割拠の秋場所で遠藤の存在が実に不気味だ。貴景勝の当たりに低さで対応。引き技にもしっかり足を送って圧力をかけ続け、「つきひざ」という珍しい決まり手で星を伸ばした。

 前さばきのうまい力士。右の前まわしを取ってからの出し投げで崩すパターンが多かった。今場所はまわしが取れなくても相手に圧力をかけている。「相撲はうまいが馬力がない」がこれまでの遠藤、地道な努力が実っての馬力アップが好調な要因でもある。

 2015年に左膝を負傷。土俵に上がりながら治療を続ける道を選択した。苦しかったに違いない。時間もかかった。それでも「もうダメかもしれない」という気持ちは持たず、自分を信じて努力を続けてきた。根性のある力士だ。今場所は誰が優勝しても不思議ではない状況になってきた。遠藤も大いにチャンスはある。(スポーツ報知評論家)

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