貴景勝不運…行司の足に右足乗った?古傷の右膝から崩れ落ち「つきひざ」で初黒星

取組中、貴景勝の右足と行司の木村玉治郎(左)の左足が接触(右は遠藤=カメラ・佐々木 清勝)
取組中、貴景勝の右足と行司の木村玉治郎(左)の左足が接触(右は遠藤=カメラ・佐々木 清勝)

◆大相撲秋場所6日目(13日・両国国技館)

 大関復帰ノルマ10勝以上へ快進撃を続けていた関脇・貴景勝が、まさかの“足踏み”だ。小結・遠藤をはたき込もうとした際、右膝から崩れ落ちる珍しい「つきひざ」で初黒星。自身の右足が行司・木村玉治郎の左足を踏んだようにも見え、不運な形で初日からの連勝は「5」でストップした。幕内・大栄翔が初金星を挙げるなど1横綱2大関が総崩れする波乱の展開。平幕の隠岐の海が6日目にして全勝で単独トップに立った。

 満員御礼の国技館が一瞬、凍りついた。顔をしかめながら右膝から崩れ落ちる貴景勝。夏場所で痛めた患部を、土俵に打ちつけた。だが遠藤に支えられながら立ち上がると自力で歩行。花道もしっかり歩き「(膝は)大丈夫です。全く問題ない」とキッパリ語った。

 遠藤の圧力に引いて体勢を立て直そうと前を向いた瞬間、行事の木村玉治郎の左足に右足が乗ったように見えた。行司が左足を引くと同時に、自身の右足がズルリ。「クン、と(右足が)中に入った。普段ああいう負け方はしないので。分からないけど」。14年秋の初土俵以来、初の「つきひざ」での敗戦に首をひねった。

 裁いた行司は取組後、足が触れたかについて「ないです。(貴景勝の足が)乗った感覚はない」と説明。貴景勝も「分からない」と繰り返した。不運な形で初日からの5連勝が止まったが「しょうがない。攻め込めてなかったし」と自分を責めた。

 初黒星を喫したが、大関復帰ノルマの10勝には残り5勝と射程圏。7日目は、これまで5勝2敗の千代大龍を迎える。「勝つ日もあれば負ける日もある。また明日、頑張ればいい」。多少のアクシデントで止まるほど、やわではない。(大谷 翔太)

取組結果

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