【W杯世界の猛者】〈5〉オーストラリア復権へ追い風「密集の仕事人」復帰

オーストラリアの元主将・ポーコック(ロイター)
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オーストラリアの戦力チャート
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◆オーストラリア(1次リーグD組)世界ランク6位、前回大会準優勝

 前回準優勝国は世界ランク6位でW杯を迎える。前回大会後47試合で20勝25敗2分けという数字は、過去2度の優勝の実績に対して物足りない。今年5月にはバックスの切り札FBフォラウがSNSに同性愛者に対する差別的発言を投稿し代表チームから追放された。過去10年で最悪といわれた昨季の不振ぶりに、一時は解任論まで出た2大会連続指揮のマイケル・チェイカ監督は、「一丸となって最善の結果を目指す」と引き締めにかかっている。

 W杯イヤーに入り、不振脱却の光が見えている。8月10日にはニュージーランドに47―26で快勝。さらにふくらはぎ痛で戦線離脱していた元主将ポーコックが、来日直前の7日にサモア戦で昨年11月以来の代表戦に出場。16年から3季、トップリーグのパナソニックでもプレーし、敵ボール奪取にたけた“密集の仕事人”の復帰は、ワラビーズ復権へ追い風になる。

 W杯ではニュージーランドに次ぐ勝率81%(39勝9敗)を誇る。代表の経験豊富ぶりは数字が表す。100キャップ超えは4度目出場となるアシュリークーパーを筆頭に3人。27歳の頼れる主将フーパーは95を数え、31人の合計は1405。前回よりも200近く増えた。対照的にノンキャップのまま本番を迎えるチーム史上最年少19歳ペタイアのような新星も。監督の言葉通り一丸で3度目の優勝を狙う。

オーストラリアの元主将・ポーコック(ロイター)
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