【清水】西沢2発、4戦ぶり勝利で暫定9位に浮上

前半25分、同点ゴールを決める西沢(左)
前半25分、同点ゴールを決める西沢(左)

◆明治安田生命J1リーグ第26節 清水3―2名古屋(13日・アイスタ)

 清水エスパルスは名古屋に3―2で競り勝ち、4試合ぶりの白星を飾った。前半25分、MF西沢健太(23)が同点ゴール。後半9分、MF河井陽介(30)の今季1号で勝ち越すと、同14分に再び西沢が加点した。辛くも1点差を守り抜き、昨季1分け1敗だった「金J」を初めて制した。

 秋の夜空を切り裂いて、ボールはすっ飛んでいった。前半25分、西沢は左サイドから中へ切れ込む。ペナルティエリア手前で豪快に右足を振り抜いた。試合前日、「カットインから逆サイドネットに突き刺す」と語っていたイメージ通りの今季4号。派手に飛び上がって全身で喜びを表現した。

 アイスタで非公開練習を行った11日。篠田善之監督(48)から呼ばれた。「できることを精いっぱいやってくれ。ルーキーということは関係なく、チームを盛り上げてくれ」。新人ながら自身に揺るがない信頼を与えてもらい、心に火が付いた。「頼ってもらえるのはうれしい。自分のキャラにも合っているし、盛り上げていきたい」と誓った。

 MF河井の今季初得点で勝ち越した直後の後半14分には、MF金子からゴール前で受け左足で相手DFの足元を射抜く3点目を見舞った。1試合2発はプロ初だ。「結果にこだわる」との言葉に偽りはなかった。

 チームは同29分に1点差とされたものの、何とか逃げ切った。4試合連続複数失点でリーグワーストの総失点は58まで伸び、手放しで喜べる状況ではないが、勝ち点は32となり暫定9位まで浮上した。

 次は18日に天皇杯4回戦で磐田とのダービーを迎える。苦しみ抜いてつかんだ1勝をエネルギーに変え、永遠のライバルも蹴散らしてみせる。(武藤 瑞基)

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