カブス・ダルビッシュ、6回を今季自己最多14K無失点で6勝目 野茂に並ぶ4度目シーズン200K

6回2安打14奪三振、無失点と快投したダルビッシュ(ロイター)
6回2安打14奪三振、無失点と快投したダルビッシュ(ロイター)

◆パドレス1―4カブス(12日=サンディエゴ、ペトコ・パーク)

 カブスのダルビッシュ有投手(33)は12日(日本時間13日)、敵地でのパドレス戦に先発し、6回を2安打無失点、14奪三振の快投。5回には自身4度目となるシーズン200奪三振もマークし、6勝目(6敗)を挙げた。防御率は3・97となった。

 ダルビッシュが圧巻の奪三振ショーで、パドレス打線を手玉に取った。今季最多の14奪三振。6回2死三塁から4番ホスマーを外角のスライダーで見逃し三振に仕留めると、大きくグラブを叩いた。今季最多に並ぶ110球で6回を投げ切り「今日も大事な試合だった。投球フォームはしっくりきてなかったけど、なんとか(試合を)まとめられた」と大きく息をついた。

 初対戦の打者が多く並んだパドレス打線を相手に、序盤からカットボールとカーブがさえた。初回に2番マルティニから縦に鋭く落ちるカーブで三振を奪うと、2回は3者連続三振と上々の立ち上がり。「追い込んだら三振を狙いにいくっていう、いつもの感じで投げていた。ナックルカーブをうまく使えた」。14三振のうち半数の7つが縦に落ちるカーブで奪ったもので、新たな決め球の仕上がりに納得の様子だった。

 5回は7番アレンから、この日10個目となる三振を奪取。野茂英雄に並ぶメジャー4度目のシーズン200奪三振をマークすると、昨季は右肘の故障で8試合の先発にとどまったダルビッシュも「三振の数というより、(三振が)200個を超えてるということは1年間投げているということ。そういう意味では今のところいいと思う」と充実の表情を浮かべた。

 8月27日のメッツ戦で4回に失点して以降、15イニング連続無失点を継続。防御率も今季初めて3点台に突入した。チームの連敗を止めた右腕の快投に、マドン監督も「打者の左右に関係なく、思うままに投球できていた。文句のつけようのない最高のパフォーマンス」と称賛した。レギュラーシーズンは残り16試合。プレーオフ争いが混とんとする中、後半戦に入って防御率2・44と抜群の安定感を誇るダルビッシュがチームの欠かせない存在となっている。

 (サンディエゴ=穐村 賢通信員)

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