宮沢りえ、堤真一や段田安則と心理戦「感情のエッジを常に尖らせていきたい」

舞台「死と乙女」の公演を迎える宮沢りえ(左)と段田安則(撮影・宮川舞子)
舞台「死と乙女」の公演を迎える宮沢りえ(左)と段田安則(撮影・宮川舞子)

 女優・宮沢りえ(46)が主演する舞台「死と乙女」(演出・小川絵梨子)が13日、シアタートラムで初日を迎える。

 本作は、チリの劇作家アリエル・ドーフマンが、ピノチェト軍事独裁政権から実際に受けた過酷な弾圧や、見聞きした数々の悲惨な「事実」を基に執筆し、1991年に初演が行われた。3人の男女が心理戦を展開する、シューベルトの弦楽四重奏曲「死と乙女」をモチーフにした心理サスペンス劇。

 学生運動に身を投じ、過去に受けた拷問のトラウマに苦しんでいるポーリーナを演じる宮沢は「ポーリーナには迷いが一切ありません。意志がハッキリしていて彼女の中ではすべてが真実なんです。本番を通しても、膨大なセリフに囚われず言葉を吐き出せるように、感情のエッジを常に尖らせていきたいですね」と意気込む。

 反政府側で闘っていた弁護士でポーリーナの夫であるジェラルドを務める俳優・堤真一(55)は、「最初は本当に頭を抱えていました。でも、こういう優れた戯曲というのは、悩みながら考えながら読み解いていくうちに、魂が揺さぶられる瞬間が絶対にくる。それが楽しいんですよね」とコメントした。

 車の故障で立ち往生したジェラルドを助けた医師ロベルト役の俳優・段田安則(62)は「この作品は、過酷で癒しがたい傷跡の物語であると同時に、スリリングな心理劇の側面をもっています。お客様にも、3人の登場人物が揺れながら変わっていく様子をリアルに感じ、ご自身を見つめ直す時間にしていただけたら、と思っています」と話した。

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