関根花観、前田彩里らMGC欠場 女子はわずか10人でレース

MGCの記者会見に出席した各選手たち(カメラ・相川 和寛)
MGCの記者会見に出席した各選手たち(カメラ・相川 和寛)
MGC欠場を欠場する関根花観
MGC欠場を欠場する関根花観

 2020年東京五輪マラソン代表選考会(MGC、9月15日)の公式会見が13日、東京・新宿区のホテルで行われ、男子では一色恭志(25)=GMOアスリーツ=が体調不良のため、女子では関根花観(23)=日本郵政グループ=が右第2中足骨疲労骨折のため、前田彩里(27)=ダイハツ=が右大腿(たい)二頭筋付着部の腱(けん)損傷のため、欠場することが発表された。当初から出場選手は12人しかいなかった女子は、わずか10人だけで、2枠、あるいは3枠の日本代表の座を争うことになった。

 大会によって設定された記録と順位をクリアすればMGCの出場権を得られるMGCシリーズとワイルドカードは男女ともに2017年8月から今年4月まで行われ、男子は34人、女子は15人が“第1関門”を突破した(男女いずれもドーハ世界陸上出場のため、MGC出場辞退の3人を含む)。前回のリオ五輪に今回のMGCの条件を当てはめると、男子は15人、女子は12人。倍増し、底上げが進んだ男子に対し、女子は微増にとどまり、選手層の薄さが露呈した。

 日本女子マラソンはかつて世界のトップに君臨した。有森裕子が1992年バルセロナ五輪で銀、96年アトランタ五輪で銅と連続してメダルを獲得。2000年シドニー五輪では高橋尚子が金メダルに輝いた。さらに2004年アテネ五輪では野口みずきが金メダル、土佐礼子が5位、坂本直子が7位と全3選手が入賞を果たした。しかし、その後、日本人最高は08年北京五輪が13位、12年ロンドン五輪が15位、16年リオ五輪が14位とメダルはおろか、入賞からも遠ざかっている。

 今回のMGCは、日本女子マラソン復活の第一歩として期待されているが、15年北京世界陸上マラソン代表の前田彩里、16年リオ五輪1万メートル代表の関根花観と世界大会の経験者がスタート前に“脱落”したことで、わずか10人の参加となってしまった。地元の五輪選考会の参加人数は寂しいが、若手有望株の前田穂南(23)=天満屋=らを中心に少数精鋭の活気あるレースが求められる。

 男子は、青学大時代から安定した結果を残していた一色恭志が欠けるが、総勢30人が出場。日本記録(2時間5分50秒)保持者の大迫傑(28)=ナイキ=、前日本記録保持者(2時間6分11秒)の設楽悠太(27)=ホンダ=、18年アジア大会金メダルの井上大仁(26)=MHPS=、18年福岡国際マラソン優勝の服部勇馬(25)=トヨタ自動車=らを軸に激しいレースが展開されることが予想される。

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