【巨人】小林、先発試合の貯金10 原監督求める勝てる捕手へ…ソト併殺斬り

6回無死、神里の邪飛を追い一塁ベンチに飛び込む捕手・小林。ガッツあふれるプレーに中井(中央奥)も驚く(カメラ・池内 雅彦)
6回無死、神里の邪飛を追い一塁ベンチに飛び込む捕手・小林。ガッツあふれるプレーに中井(中央奥)も驚く(カメラ・池内 雅彦)
DeNAに勝利しナインとハイタッチする小林
DeNAに勝利しナインとハイタッチする小林

◆DeNA5―8巨人(12日・横浜)

 最大の分岐点はこの1球だったと思う。2点リードの3回1死一、三塁、打者・ソトのカウント3―1。小林は勇気を持って左腕・高橋に外角チェンジアップのサインを出した。タイミングを外して遊ゴロ併殺。前日に3本塁打、この日も2回に40号ソロを打たれた天敵を最高の形で抑えた。

 試合後、原監督も「あそこが一番厳しいところでしたね。よく抑えてくれた」と振り返った。今季、試合前まで巨人戦11本塁打のソト対策を話し合って臨んだ。一発を打たれたが、小林は1打席目から徹底して内角球を要求していた。

 原監督は対ソトについて「誇れるものはないよ。まだ戦いは続く。教材として次に生かしていかないと」。と指摘。課題は残ったが、内角を見せて踏み込ませない工夫をした結果、勝負どころで外角の変化球がきいて併殺になったように見えた。今後の対戦へ収穫も得た。

 2位・DeNAとの直接対決3連戦。初戦をクックから計6投手のリレーで勝利した。3戦目のこの日も5投手の継投で制した。ともにスタメン捕手で小林がフル出場。ジェスチャーも交えながら引っ張り、カード勝ち越しに導いた。

 原監督は開幕前、小林に正捕手として優勝経験がないことを指摘していた。だから炭谷をFAで獲得して競争を促した。「捕手は使った以上は試すとかは全くない。グラウンドに出たら監督」という。

先発35勝25敗 この日で小林はチーム最多の今季62試合目の先発マスク。厳しい目で見る原監督もそれだけ期待しているということだろう。先発出場時のチームの勝敗は35勝25敗2分けで貯金「10」に(チームは貯金14)。先発出場時の投手防御率3・31は捕手陣の中で最も良く、悲願の優勝までもうひと踏ん張りだ。

 短期決戦のような緊張感もあったこの日の一戦。小林と投手陣の執念が相手を上回った。(片岡 優帆)

試合詳細
6回無死、神里の邪飛を追い一塁ベンチに飛び込む捕手・小林。ガッツあふれるプレーに中井(中央奥)も驚く(カメラ・池内 雅彦)
DeNAに勝利しナインとハイタッチする小林
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