【W杯世界の猛者】〈4〉南ア黒人初主将・コリシが新時代に導く

6日の日本戦でスクラムを組む南アフリカのコリシ
6日の日本戦でスクラムを組む南アフリカのコリシ

◆南アフリカ(1次リーグB組)世界ランク4位 前回大会3位

 6日の日本戦は力強いFW、精度の高いキック、ゴールラインを背後にしての粘り強い守備で、優勝を狙える位置にある強さを見せつけた。2018年3月に就任した元代表のラシー・エラスムス監督は「正しい道を進んでいると分かって良かった」と満足げに語った。4年前の雪辱を果たし、初戦のニュージーランド(NZ)戦へ向かう。

 前回は初戦で日本に大金星を献上したが、3位まで挽回した。ブライアン・ハバナらが引退した16年は、SOポラードら主力の負傷もありイタリアに初黒星を喫するなど、国際試合で4勝8敗と不振に陥った。しかし、監督交代でハードワークを植え付け、終盤に運動量が落ちる課題を克服。今季は7月にNZと16―16で引き分け、10年ぶりに南半球4か国対抗を制した。

 人種隔離政策のアパルトヘイトは1991年に撤廃されたが、映画「インビクタス 負けざる者たち」で描かれた95年の優勝時は黒人選手が1人だけだった。協会主導で代表の50%を非白人が占めることを目指し、12人が選ばれた今回は貧困地区で生まれ育ったコリシが黒人初の主将を務める。新たな時代の幕開けを告げる準備は整った。

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