暫定王者・宮尾綾香が判定負け 王座統一ならず陥落

判定負けし立ち尽くす宮尾綾香
判定負けし立ち尽くす宮尾綾香

◆プロボクシングWBA女子世界アトム級(46・2キロ)王座統一戦10回戦 正規王者モンセラット・アラルコン―暫定王者・宮尾綾香(12日、東京・後楽園ホール)

 暫定王者・宮尾綾香(36)=ワタナベ=が正規王者モンセラット・アラルコン(25)=メキシコ=に1―2の判定で敗れた。宮尾の戦績は19勝(6KO)4敗。

 最後まで前に出る足は止めなかった。距離を測りながらボディーを狙って攻め込む宮尾に、アラルコンはガードを固めて対抗。5回からは暫定王者のボディーを攻めた。両者とも決定打を奪えず、10回が終了。試合は判定にもつれた。ジャッジ1人が96―94と宮尾につけたものの、残りの2人が92―98、94―96とし、1―2で宮尾の王座統一はならなかった。アラルコンは試合後、「幸せな気持ち。宮尾選手は本当に強かった」とたたえた。

 2012年にWBAライトミニマム級王座を獲得。昨年11月にこの日と同じカードが予定されていたが、アラルコンの膝の故障で中止に。急きょ、元WBO女子世界アトム級王者の池山直とのWBA女子世界アトム級暫定王座決定戦に臨み、判定勝ち。暫定王者となった。だが「アラルコン戦だけのことを考えて生きてきた」と、このカードの実現を待ち望んだ。この日のために、スパーリングは246ラウンドも消化したという。4団体制覇という夢を公言し、その夢の第一歩をこの日の王座統一としたかったが、思いはかなわなかった。

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