嘉風引退に師匠・尾車親方「真っ向勝負で自慢の力士」

嘉風
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 大相撲の関取最年長37歳で元関脇の西十両7枚目・嘉風(尾車)が秋場所5日目の12日、日本相撲協会に引退届を提出した。今年6月に右膝の負傷。7月の名古屋場所を全休し、その後も懸命のリハビリを続けていたが、今場所も初日から休場し、九州場所では幕下に陥落することが確実となっていた。今後は年寄「中村」を襲名し、尾車部屋付き親方として後進を指導する。16日に引退会見を行う。

 嘉風は現在、三重県内で入院中。師匠・尾車親方(元大関・琴風)がこの日、秋場所の行われている東京・両国国技館で報道陣に対応。「小さな体で真っ向勝負で自慢の力士だった」と力士の大型化が進む中、177センチ、148キロの体で変化などせず正々堂々と勝負に挑み、激しい相撲で土俵を沸かせ、最後まで相撲に対して真摯(しんし)だった弟子を褒めた。そのうえで「土俵で散って、親方の前で引退を報告したかったと悔しがっていた。いい弟子を育てて、その悔しさを晴らしてほしい」と今後の指導に期待した。

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