【巨人】ソトに今季11被弾 原監督「バッテリーコーチに気持ち悪いぐらい言っておいて」

8回2死一塁、ソトに3本目の本塁打を打たれ静まり返る巨人ベンチ
8回2死一塁、ソトに3本目の本塁打を打たれ静まり返る巨人ベンチ

◆DeNA10―4巨人(11日・横浜)

 首位巨人が天敵・ソトに3発と打ち砕かれ、2位DeNAに大敗した。2回、桜井がバックスクリーンのスコアボードを破壊する先制ソロを食らい、3回には2打席連発の左越え2ランを許した。8回にはマシソンが右越え39号2ランを浴び、今季チームはソトに11被弾となった。優勝マジックは「9」で足踏み。リーグV決定は最短で16日に。クライマックスシリーズ(CS)でも対戦する可能性は高く、“ソト対策”は急務だ。

 ダメ押しとも言える一発はまたしてもソトだった。4―8の8回2死一塁。マシソンが高めの153キロ速球を逆方向の右翼席に運ばれた。相手の助っ人に投手陣が3本塁打を献上。原監督は「まあまあ、やっぱり、ちょっと点を取られ過ぎよね」と振り返った。巨人が1試合で同じ打者に3被弾は今季初。昨年5月20日に東京DでDeNA・筒香に食らって以来だった。

 1本目は2回無死。桜井の外角高めカットボールをセンターバックスクリーン上のスコアボードまで飛ばされた。7回裏の得点を表示する部分を破壊する衝撃の先制37号ソロ。続く3回の打席では、桜井がカウント2―2からカーブを左翼席へ運ばれた。「早いイニングで降板してしまい申し訳ない。同じ打者に打たれたことが反省です」。4回5失点で4敗目を喫した。

 これでソトはセ・リーグトップの39本塁打。うち11本が巨人戦だ。この日の捕手、炭谷は自身の配球を分析。「球種の使い方もそうですし、大事な試合で結果的にも気持ち的にも攻めることができなかった。カーブ? 桜井の武器の一つなので消すわけにはいかなかった」と責任を背負った。

 今季のソトの巨人戦は81打数22安打、打率2割7分2厘、安打の半分となる11本塁打、28打点を稼がれている。原監督は「バッテリーコーチに言っておいて。気持ち悪いぐらい言っておいて」と報道陣に“念押し”。相川バッテリーコーチは「自分の責任。情けない。投手と捕手の考えが違うといろんなことが起きる。もうこういうことがないようにしたい」と雪辱を誓った。

 考えの違いとはどういうことか。宮本投手総合コーチは「投手の意図、捕手の意図にズレがあった。意思疎通のミス」と説明。捕手がボール球を要求したつもりでも、投手がストライク勝負して痛打される、ということのようだ。ポストシーズンを考えても、より入念なソト対策は不可欠だ。

 桜井は試合後、炭谷と反省会を開いた上で「もうちょっと内角の真っすぐの方がいいのかなという感じはしました。次は絶対に抑えたい」。踏み込まれてフルスイングされているだけに、内角を攻めるのも一つの打開策かもしれない。

 2位・DeNAとのゲーム差は再び4となったが、優勝マジックは「9」のまま。攻撃陣の粘りなど、明るい材料もあり、この敗戦はすぐに切り替えられる。12日も投手陣はソトと対戦する。バッテリーを中心に少しでも嫌な印象を与えたい。(片岡 優帆)

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