【西武】森、満塁走者一掃V二塁打で130試合目初首位「残り全試合を勝ちにいく」12日M点灯決戦へ気合

3回2死満塁、森の走者一掃の先制二塁打に、ベンチで大ジャンプして喜ぶ山川(右)(カメラ・竜田 卓)
3回2死満塁、森の走者一掃の先制二塁打に、ベンチで大ジャンプして喜ぶ山川(右)(カメラ・竜田 卓)
3回2死満塁、森が右翼線に先制二塁打を放つ
3回2死満塁、森が右翼線に先制二塁打を放つ

◆西武4―1ソフトバンク(11日・メットライフドーム)

 リーグ連覇を目指す西武が、ソフトバンクとの天王山2連戦の初戦を制し、今季130試合目で初めて首位に立った。3回、森が満塁の走者を一掃する二塁打を放ち、先発のニールが7回1失点で自身9連勝を飾り、10勝目を挙げた。12日の試合は両軍どちらかに優勝マジックが点灯する。西武が勝てば「11」、ソフトバンクが勝てば「12」、引き分けなら西武に「12」が点灯する。

 天王山の緊張感をものともせず、一振りでチームを勝利に導いた。ファンの大声援に応えるように森の打球は、右翼線で弾んだ。「大事な一戦で、大きなチャンスで回してもらったので気合が入った」と胸を張った。

 両軍無得点で迎えた3回2死満塁。試合前時点で、満塁での打率が5割4分5厘を誇る森が、初球を仕留めて試合を動かした。高橋礼の低めに甘く入ったシンカーを引っ張った。走者一掃の3点二塁打で先制点をもたらし、「来た球を振るようにしていた。(点が入らなかったら前打者の)源(源田)さんのせい、と割り切っていた」と冗談めかして笑った。試合を決定づける一打に辻監督は「ライト線にうまく持っていって、さすがだね」と感心した。

 今季最後の首位攻防2連戦。勝てば、今季初の首位浮上、負ければ、ソフトバンクに優勝マジックが点灯する大事な一戦だ。森は外見から気合を入れた。練習日だった前日10日にトレードマークの金髪に染め直し、両サイドをガッツリ刈り上げた。「ただ伸びたから」と笑ったが、現在18試合連続安打中。験を担いで髪やヒゲをそるのを嫌う人もいるが、頂上決戦への熱い思いから気にも留めなかった。外見通り“派手”に打ち砕いた。

 チームは天王山第1ラウンドを制して、今季初の首位に浮上。最大8・5ゲーム差を、130試合目で逆転した。辻監督は「首位であって首位じゃない。(ソフトバンクより)負け数もある。まだまだ」と気を緩めることはなかった。同様にナインも「昨年は追われる立場だったけれど、今年は追う立場。プレッシャーとかはなく、楽にできている」と口をそろえた。

 勢いづいたら止まらないのが獅子おどし打線。8月の月間打率は2割9分9厘をマークし、その勢いで9月に乗り込んでいる。「一時的に首位になっただけ。残り13試合。全試合を勝ちにいくつもりで戦いたい」とは森。リーグ2連覇に向けて“強打の捕手”が、しっかりと「優勝」の2文字を視界に捉えた。(森下 知玲)

試合詳細
3回2死満塁、森の走者一掃の先制二塁打に、ベンチで大ジャンプして喜ぶ山川(右)(カメラ・竜田 卓)
3回2死満塁、森が右翼線に先制二塁打を放つ
すべての写真を見る 2枚

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請