「魔女の宅急便」の角野栄子さん、自身の文学館建設に「ワクワクする施設に」

文学館の基本構想発表会見に出席した角野栄子さんと斉藤猛江戸川区長
文学館の基本構想発表会見に出席した角野栄子さんと斉藤猛江戸川区長
「江戸川区角野栄子児童文学館」のロゴマーク
「江戸川区角野栄子児童文学館」のロゴマーク
「江戸川区角野栄子児童文学館」のイメージイラスト
「江戸川区角野栄子児童文学館」のイメージイラスト

 東京都江戸川区が2022年度内に完成を予定している、「魔女の宅急便」などで知られる児童文学作家・角野栄子さん(84)の文学館「江戸川区角野栄子児童文学館」(仮称)の基本構想発表会見が11日、同区内で行われた。

 角野さんは戦争による疎開時を除き、同区北小岩で3歳から23歳まで生活。「子供の頃、江戸川の土手で草の中を転がったり、用水路でザリガニを取ったりトンボを追いかけました。それが、私の中に腐葉土のように染み込んでいて、物語を書いていると、ある時パッと出てくるんです」。数々の作品を生み出している角野さんの“原点”となっている土地ともいえる。それだけに「子供たちのために、このようなすばらしい施設を考えてくださった区に感謝します」と喜んだ。

 斉藤猛区長は「角野先生の世界観や功績を、これからの子供たちに享受してもらいたいのと同時に、江戸川区の文化の幅が広がることを期待したい」と建設への意欲を語った。同区南葛西にある「なぎさ公園」内の「展望の丘」に角野さんの年表や資料などの展示や、児童文学書を所蔵するメインの建物を建設するほか、周囲の施設も角野さんの作品の世界観と調和するように手を加える予定となっている。

 プロデューサーも務める角野さんは「子供たちは物語が大好き。そんな中で、大人が押しつけるのではなく、子供たちが自由に本を手に取ることができるようなワクワクする施設にしたいと思います」。今後は、区議会の議決を得た後に、設計パートナーを公募する。文学館の愛称についても、角野さんは「すごく考えて、ステキなものにするつもりです」と前向きだった。

文学館の基本構想発表会見に出席した角野栄子さんと斉藤猛江戸川区長
「江戸川区角野栄子児童文学館」のロゴマーク
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