初戦快勝を呼び込んだ両サイドバック・酒井と長友の破壊力とスピード…岩本輝雄のDirecto

後半、クロスを入れる酒井宏樹。破壊力とスピードでミャンマーを圧倒した(カメラ・宮崎 亮太)
後半、クロスを入れる酒井宏樹。破壊力とスピードでミャンマーを圧倒した(カメラ・宮崎 亮太)

◆カタールW杯アジア2次予選第1戦 ミャンマー0―2日本(10日、ヤンゴン・トゥウンナスタジアム)

 MF中島翔哉(25)=ポルト=とMF南野拓実(24)=ザルツブルク=のゴールで快勝した森保ジャパン。元日本代表MF岩本輝雄さん(47)は得点を挙げた2人よりも勝利の立役者として酒井宏樹(29)=マルセイユ=と長友佑都(32)=ガラタサライ=の両サイドバックの名前を挙げ、賞賛。「ミャンマーDFに中を固められる中、空いた外をついた2人の破壊力とスピードは強烈だった」と評価した。(構成・中村 健吾)

 雨でコンディションも悪い中、勝ち点3を取ることが大事な試合だった。5点、6点取れた内容だったし、チャンスもあったので、物足りない点もあるが、初戦の大変さを思えば良しとしていいのではないか。

 ミャンマーが思った以上に頑張った。球際に強いし、スピードもあった。もっと崩せると思ったが、ゴール前までは行けるが、GK含めDF陣が体を張って守っていた。

 日本は前半、主役の2人、中島、南野が立て続けに点を取ったが、この2人以上に光っていたのが、酒井と長友だ。ミャンマーDF陣に中を固められる中、外が空く。前半の長友、後半の酒井の、そのスペースをつくドリブル突破はキラリと光り、強烈だった。

 酒井の破壊力、スピードは素晴らしい。とにかく力強い。タイミングも良いし、アジアでは格の違いを見せた。あれだけ両サイドが突破できれば得点は自然と入る。今日はたまたま入らなかっただけだろう。

 中島は前半は素晴らしいプレーに加え、カットインしての得意の形でのゴールと仕事はした。だが、後半はやや疲れた感じだった。南野もゴール前でのポジショニングが抜群にいい。2点目を決めたところもさすがだった。

 日本人の国際Aマッチ最年少出場記録を39年ぶりに更新したMF久保建英(18)=マジョルカ=はボールを持つと何かをしてくれる存在。ゴールまでは行かなくても、酒井に出したヒールパスなど周りをうまく使える。良く周りが見えているだけに、もう少し長い時間見たかったが―。

 今回のスタメン11人が現時点で森保一監督(51)の考えているベストメンバーだと思う。MF橋本拳人(26)=F東京=も90分間、安定していて、ミスが少なかった。ベテランのような動きで非常に落ち着いていた。プレーがシンプルなのもいい。

 交代出場のFW鈴木武蔵(25)=札幌=とMF伊東純也(26)=ゲンク=の速さも非常に魅力的。この2人が象徴するように日本はベンチにもタレントが多く、メンバーが豪華。アジアでは群を抜く層の厚さだと思う。

 (題名のDirecto・ディレクト=スペイン語で「直接、まっすぐに」の意味)

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