【巨人】高木2回0封 勇気づけられた小林の言葉…スローカーブで緩急抜群

6回2死一塁、左中間へ逆転の27号2ランを放った岡本〈25〉を迎える坂本勇(中央左)らベンチのナイン(カメラ・竜田 卓)
6回2死一塁、左中間へ逆転の27号2ランを放った岡本〈25〉を迎える坂本勇(中央左)らベンチのナイン(カメラ・竜田 卓)

◆DeNA2―4巨人(10日・横浜)

 無心で腕を振った。高木は強気を貫いた。1点ビハインドの4回無死一、二塁で初先発のクックに代わって登板。「1点でもやったら向こうに流れがいくと思った」と今永をバント失敗捕ゴロの後、乙坂を二ゴロ併殺。追加点を阻止した。

 さらに光ったのは続投した5回だ。先頭のソトに最遅99キロのカーブを3球投じて幻惑。フルカウントから落ちる球で三振に斬った。続くロペスにも「勇気を持って腕を振れた」とカーブで右飛。直後に岡本の逆転2ランが出て、2回無失点で3勝目がついた。

 女房役の言葉が効いた。前回登板、7日ヤクルト戦(神宮)は1回3安打2失点。速球を痛打されて反省が残った。試合後、同学年の捕手・小林から「追い込んでからも、どんどんカーブを使っていこう」と声をかけられた。この日は最速146キロの速球とカーブの緩急が抜群。完璧だった。

 昨年は1軍で3登板。今季は4月から1軍で、徐々に大事な場面での起用が増えるも、7月1日に登録抹消となった。「いい場面を任されるようになって、プレッシャーというか意識しすぎていた。2軍に落ちた時に考え直して気持ちをリセットした。そこからシンプルに、どんなに走者がいようと目の前の打者に集中できています」。7月25日に再登録後はフル回転。ベンチの信頼を勝ち取った。

 今季49登板で、自身初の50登板は目前。「中継ぎは任されたところで0に抑えることが仕事です」。高木の24球が、大きな1勝を呼び込んだ。(片岡 優帆)

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