小泉進次郎氏、環境相で初入閣へ…親子4代大臣が誕生

小泉進次郎、滝川クリステル夫妻
小泉進次郎、滝川クリステル夫妻
小泉家の家系図
小泉家の家系図

 安倍晋三首相(自民党総裁)は、11日発足の改造内閣で、小泉進次郎衆院議員(38)=神奈川11区=を環境相で初入閣させる人事を内定した。入閣すれば戦後3番目、男性では史上最年少閣僚となる。小泉家は、戦前に逓信大臣を務めた進次郎氏の曽祖父・又次郎氏から4代続けての大臣誕生となった。進次郎氏は先月、フリーアナウンサーの滝川クリステル(41)と結婚した。年明けの第1子誕生後には育休取得を検討していると表明。入閣するかどうかが注目されていた。

 安倍氏が人事の方針として示していた「安定と挑戦」のうち、「挑戦」にあたるのは、副大臣も経験していない進次郎氏の抜てきだった。

 入閣が決まれば、現在38歳の進次郎氏は小渕優子元少子化担当相、野田聖子元郵政相に次ぎ、戦後史上3番目の若さ。30代での入閣は5人いるが、田中角栄元首相(初入閣時は郵政相)以外は、すべて世襲議員となる。また、進次郎氏は父・純一郎氏が首相、祖父・純也氏が防衛庁長官、曽祖父・又次郎氏が逓信大臣を務めており、小泉家は4代続けての入閣となる。

 環境相は省庁再編により2001年にできたポスト。歴代の大臣は、初入閣者がほとんどだ。初代の川口順子氏は民間から登用されたほか、東京都知事の小池百合子氏、丸川珠代元五輪相が初入閣時に務めるなど、「話題の人」が選ばれる傾向もある。今後は6月に開催されたG20大阪サミットの首脳宣言で言及している海洋プラスチックごみ問題などに取り組むこととなる。

 進次郎氏は15年の内閣改造でも入閣が取り沙汰された。当時は官房副長官を打診されながら「まだ雑巾がけが必要」と経験不足を理由に拒否していた。

 注目は今後の“働き方”だ。8月8日に結婚した妻の滝川は現在、妊娠中で、年明けに第1子が誕生する予定。進次郎氏は、先月31日に地元の神奈川県横須賀市で開いた活動報告会の中で、育休について「いろいろな方のアイデアを聞きたい」とした上で「率直に考えている」と、取得に前向きであることを示唆。党内でも抜群の知名度を誇り、将来の首相候補と目されている進次郎氏だけに、大臣就任早々、閣僚として育休にどう対応するかも関心を呼びそうだ。

 入閣する全19人中、17人が交代。初入閣は13人と歴代の安倍内閣では最多となったが、昨年の総裁選で戦った石破茂元幹事長や石破派からの登用を見送り、自身に思想信条が近い「お友達」や側近議員を重用した。既に麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官の留任、党役員人事では二階俊博幹事長の再任を固めており、進次郎氏以外は「安定」を重視した形だ。

 党四役は11日午前の臨時総務会で決定。閣僚名簿は午後発表され、皇居での認証式後、第4次安倍再改造内閣が発足する。

 ◆進次郎氏の初当選からこれまで

 ▼2009年8月 初当選

 ▼同10月 党遊説局長代理

 ▼11年10月 党青年局長

 ▼12年12月 再選

 ▼13年9月 内閣府大臣政務官・復興大臣政務官

 ▼14年12月 3選

 ▼15年10月 党農林部会長

 ▼17年8月 党筆頭副幹事長

 ▼同10月 4選

 ▼18年10月 党厚生労働部会長

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