“炎鵬劇場”に大歓声、2場所連続無傷の3連勝「俵をうまく使えている」

土俵際に押し込まれるもうまく腕をとって体勢を残した炎鵬
土俵際に押し込まれるもうまく腕をとって体勢を残した炎鵬
土俵際に押し込まれるもうまく腕をとって体勢を残した炎鵬
土俵際に押し込まれるもうまく腕をとって体勢を残した炎鵬
寄り切りで琴勇輝(左)を破った炎鵬
寄り切りで琴勇輝(左)を破った炎鵬

◆大相撲秋場所3日目 ○炎鵬(寄り切り)琴勇輝●(10日・両国国技館)

 人気小兵力士の幕内・炎鵬(宮城野)が、琴勇輝(佐渡ケ嶽)を寄り切って、7月の名古屋から2場所連続で無傷の3連勝を飾った。一人横綱の鶴竜(井筒)も初日からの無敗をキープ。カド番大関・栃ノ心(春日野)は3日目でようやく初白星をつかんだ。

 炎鵬が無我夢中で土俵上を駆け回った。立ち合いで琴勇輝のもろ手突きが右目を直撃するアクシデント。意識がもうろうとする中、必死に相手のはたきをこらえた。押し込まれても土俵際で耐えた。「どうなったか覚えていない。気づいたら(体が)残っていた。立ち合いで『もうダメだ』と思っていた。コンタクト(レンズ)は外れなかったけど前が見えなかった。こんなに(突き押しを顔面に)食らったのは初めて」。無意識のうちに右前まわしを引いて反撃し、寄り切った。

 今夏、高校球児から勇気をもらっていた。8月の甲子園で故郷・石川県代表の星稜が準優勝。夏巡業中、空き時間があればスマホで試合動画をチェックしていた。「自分も若々しい気持ちになれた。前に向かっていく姿勢は高校生も関取も一緒ですね」

 この日、華麗な11秒6の“炎鵬劇場”に地鳴りのような大歓声が湧き起こった。技能賞を初受賞した7月の名古屋以来、2場所続けての初日から3連勝。支度部屋では痛々しく右目は充血していたが、「この3日間、俵をうまく使えている。ガムシャラにやりました」。168センチ、98キロの小兵が秋の主役に躍り出る。(小沼 春彦)

3日取組結果
土俵際に押し込まれるもうまく腕をとって体勢を残した炎鵬
土俵際に押し込まれるもうまく腕をとって体勢を残した炎鵬
寄り切りで琴勇輝(左)を破った炎鵬
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