ムラサキイカの夜釣り好調…茨城・那珂湊沖

40センチオーバーのムラサキイカの3杯掛けで上げた福田さん(那珂湊港・源丸で)
40センチオーバーのムラサキイカの3杯掛けで上げた福田さん(那珂湊港・源丸で)

 茨城の夜ムラサキイカ釣りが好調だ。那珂湊港の報知指定・源丸の乗合船では那珂湊沖を狙い、8月31日には那珂湊沖多点掛けが続きトップが175杯を記録した。サイズは40センチ級と中小型主体で乗っている。新しい群れも次々に入り、この調子が続けば、今後は大型の数釣りが狙えそうだ。

 出船して約1時間、日暮れ前にポイントに到着した。各自、思い思いの仕掛けをセットして釣り開始の合図を待つ。パラシュートアンカーを入れ、船に集魚灯がたかれると、はるか彼方の海にもポツポツと明かりがともりだす。「水深50メートルぐらいの所から探って」と川崎源一船長(77)がアナウンスして、釣り開始だ。

 今回はイカメタルゲームに挑戦した。竿はマルイカ用。水中ライトをつけ、その下にブランコ式で3・5号のウキスッテをセット。リーダーは1・2メートルでその先に鉛ヅノ20号を付けた。仕掛けを下ろすと、すぐにイカの反応がビンビンと伝わってくる。合わせを入れると、40センチ級がドンと乗って来た。巻き上げ中の追い乗りで2杯掛けに。引きが強く、楽しさ抜群だ。

 ムラサキイカは序盤から好調に乗った。狭山市の鈴木和夫さん(59)は、サバに仕掛けをぐちゃぐちゃにされ、ウキスッテ3・5号6本から4号6本に替え、一番下に60号のオモリスッテを付けた。結果的にはこれが当たり、6杯掛けで上げた。「スッテのサイズを上げたら、型が良くなりましたよ。スジイカも少なくなりました」と鈴木さん。この日トップの175杯を上げた。

 柏市の佐々木久夫さん(73)は、ムラサキイカ歴20年のベテランだ。タナ50メートルから誘い上げると、急に竿がギュンと引き込まれ、巻き上げ中も強い引き見せた。「この引きがだいご味ですね。まだ小型が多いですが、最盛期にはビール瓶よりも大きくなり、リールが巻けなくなりますよ」と言いながら、小型は沖漬け用のたれに放り込んだ。「冷凍を輪切りにして食べると、これがうまいんだな」と楽しそうに話す。

 源丸の乗合船では、8月30日に40~49センチが28~88杯、31日20~175杯を記録。今月7日は38~120杯と好調を持続している。川崎船長は「ムラサキイカはシーズン序盤。型は40センチ前後とまだ小さめだが、イカの成長は早いです。10月にはずんぐりとした大型が乗ってきます」と見ている。(田中 清)

 ◆福田さんが69杯

 イカの活性が上がると、数がグーンと伸びる。日光市の福田一彦さん(54)は夜釣りのムラサキイカ初挑戦ながら、2杯掛け、3杯掛けで上げていった。足もとのタルにイカがたまっていく。69杯を釣り上げ「これだけ釣れれば、うちの奥さんに鼻高々で帰れますよ」と笑顔を見せた。慣れない人でも数釣りが楽しめるのが、ムラサキイカ釣りの魅力だ。

 ◆メモ 夜釣りのムラサキイカの近況、乗合船は、那珂湊港源丸(TEL029・265・7718)。乗合船は午後4時集合。乗船予約、詳細確認は電話で。船付き場に駐車スペースあり。

 このほかの以下の船宿からも乗合船が出る。

 平潟港第3隆栄丸(TEL0293・46・2133)

 大洗港昭栄丸(TEL029・267・5396)

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