【巨人】岡本、天敵・今永「やっつけたい」2位・DeNAと3連戦“引導弾”でマジック再点灯へ

優勝に闘志を燃やす岡本
優勝に闘志を燃やす岡本
試合前、東京ドームに招待した子どもたちと話す岡本(株式会社ドーム提供)
試合前、東京ドームに招待した子どもたちと話す岡本(株式会社ドーム提供)

 巨人の岡本和真内野手(23)が9日、“今永撃ち”でチームを勝利に導くことを約束した。10日から2位・DeNAとの3連戦(横浜)。初戦先発の敵のエース・今永に10打数1安打に抑えられている岡本だが「次はやっつけたい」と決意表明した。DeNAとは4ゲーム差で、勝利か引き分けで優勝マジックが再点灯する。5年ぶりのリーグ優勝へ“最後の関門”となりそうな決戦。子どもたちに夢を届けるためにも、4番が輝きを放つ。

 表情は冷静でも、岡本の言葉は激しかった。「何回もやられるわけにはいかないので、次はやっつけたい。2位のチームに勝てばぐっと優勝が近づくので、しっかりと勝ちたい」。優勝に向けた“最後の難関”打倒今永、打倒DeNAへの熱い思いを口にした。

 2位・DeNAとの3連戦。その重要な初戦、相手はエース左腕の今永だ。主砲は今季、今永に10打数1安打5三振と苦しめられてきた。だが、前回対戦の8月25日に二塁打を放つなど、攻略の兆しは見えた。やられっぱなしで終わるわけにはいかない。8月は月間自己最多の9本塁打、26打点をマーク。夏場から本来の状態も取り戻している。

 この3連戦で1勝した時点で優勝マジック9(1分けで10)が再点灯する。3連勝すれば一気にマジック5となり、最短で15日に優勝が決まる。優勝争いを経験するのは初めてだが、岡本は「すごく楽しい。変な緊張もない。残り少ないので、やれることをやるだけです」とうなずいた。

 プロ野球ファンが注目する3連戦。その中での活躍を約束するのには、もう一つ理由がある。8月の土日の本拠地・東京Dの試合前、10組20人のスポーツに真剣に取り組んでいる小学生と交流した。アドバイザリー契約を結んでいるアンダーアーマーを日本で展開するドーム社の企画で、プロ野球選手を夢見る野球少年に打撃のコツを伝授する場面もあった。「10年後一緒にプレーしよう」と約束し「すごく純粋で元気でしたし、こっちも元気をもらえた。みんな応援してくれるので、打てるように頑張りたい」。自然と笑みがこぼれ、励みになった。

 近年、野球人口は減少傾向にある。「増えてほしいですし、野球がどんな楽しいものなのかはやってみないと分からない。しんどい時もあるけど、そこを乗り越えたらまた楽しいこともある。そうやっていってほしい」。心から野球を楽しむ主砲の願い。優勝への大一番で活躍すれば、触れ合った子どもたちに限らず、自身を、野球を、より好きになってもらえるはずだ。

 現在26本塁打で、2年連続30発まであと4本。「自分の結果うんぬんより、チームの勝利最優先でやっていきます」。G党が、子どもたちが、巨人の4番に期待している。(小林 圭太)

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