【W杯世界の猛者】〈1〉オールブラックス、V3に死角

俊足SOのバレット(AP)
俊足SOのバレット(AP)

 アジア初開催となるラグビーの祭典「第9回W杯日本大会」開幕まで、あと10日。優勝杯「ウェブ・エリス・カップ」を頭上に掲げるチームはどこか。スポーツ報知では開幕直前まで主要国・地域や、日本代表と1次リーグA組で対戦するチームを紹介する。第1回は、最多4度目の優勝と史上初の3連覇を狙うオールブラックスことニュージーランド代表。

 優勝候補の筆頭はテストマッチ587戦で勝率79%を誇る。全対戦カードで勝ち越しており、W杯1次リーグ(L)初戦で激突するW杯2度Vの南アフリカ相手でも勝率60%。1次Lで日本の前に立ちはだかるスコットランド、アルゼンチンやフィジーなどの強豪には一度も負けていない。

 しかし、V3を前に盤石とは言えない。前回大会後にV2達成の主力、主将FWマコウ、SOカーターらが代表を引退。来季トヨタ自動車に入団する代表121キャップのNO8リードが主将を引き継いだ。4月にSO、FBをこなす万能BKのマッケンジーが4月に右膝負傷で戦線離脱。一時はカーター復帰説も流れるなど混乱が起きた。7月27日に今大会の最高カードと言われる南アとの前哨戦は16―16で引き分け。8月10日にはライバル・オーストラリアに26―47で敗れ、南半球4か国対抗4連覇を逃した。

 09年11月から509週連続でキープしていた世界1位から転落し、2位で開幕を迎える。ただ、W杯前最後のテストマッチ(7日)ではトンガから14トライを奪う猛攻で92―7で大勝。調子を上げてきた。本番での強さを発揮できれば3連覇が見えてくる。

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