岡部孝信氏、同じ小柄“カミソリ金野”励みに…金野昭次さん悼む

岡部孝信氏
岡部孝信氏

 1972年札幌五輪のスキージャンプの70メートル級で表彰台を独占した「日の丸飛行隊」の一員で、銀メダリストの金野昭次氏が5日午前1時18分、下咽頭がんのため札幌市の病院で死去したことが9日、明らかになった。75歳だった。

 岡部孝信氏は、8日に亡くなったと聞き、大変驚きました。金野さんとは、北海道拓殖銀行に入った時の思い出が一つあります。私は選手として平成元年の入行でしたが、金野さんは現役を終えて銀行マンとして活躍されていました。あいさつして自己紹介をすると「君のジャンプは、体形も小柄で自分と似たところがある。変えずに頑張りなさい」と言っていただきました。キレ味鋭い飛躍で“カミソリ金野”と言われていたのはよく知っていましたから、後々まで励みになりました。

 日本勢で表彰台を独占した札幌五輪の衝撃は、本当に大きいもの。ジャンプ人口もあれをきっかけに爆発的に増えて、日本ジャンプ界が発展する一番の基礎になりました。各地にジャンプ少年団ができて、僕らもジャンプを身近にやり始めることができました。その意味でも、金野さんたちの功績は計り知れないと思っています。

(98年長野五輪団体金メダリスト、雪印メグミルク・スキー部コーチ)

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