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【ローズS 今週のキーマン】桜花賞2着馬シゲルピンクダイヤ、脚元の不安なくなった!渡辺調教師「勝ちたいですね」

シゲルピンクダイヤに自らまたがり日々の調教をつける渡辺調教師
シゲルピンクダイヤに自らまたがり日々の調教をつける渡辺調教師

◆第37回ローズS・G2(9月15日・芝1800メートル、阪神競馬場)

 秋華賞トライアルの第37回ローズS・G2(芝1800メートル=3着まで本番への優先出走権)が15日、阪神競馬場で行われる。インタビュー企画「今週のキーマン」では、桜花賞2着馬のシゲルピンクダイヤを送り出す渡辺薫彦調教師(44)=栗東=を吉村達記者が直撃。12着に終わったオークスの敗因や、夏を越しての成長について聞いた。

 ―シゲルピンクダイヤの1週前追い切りは、渡辺調教師自らが騎乗。栗東・CWコースでいっぱいに追って6ハロン81秒2―11秒8。併走したラヴォアドゥース(2歳未勝利)に1秒1先着しました。

 「思ったよりも速い時計が出ました。動きは申し分なかったですし、息遣いも問題ないです。夏は北海道へ放牧に出したことで、張り詰めていたオークス前とは違ってリラックスできています。精神面は大人になってきていますね。追い切ると少しカリカリし始めますが、それよりも脚元の不安がなく調教をやれているのが一番。これだけコースでしっかりやれるのは(昨年10月の)新馬以来です」

 ―春先は順調さを欠いた時期がありましたが、チューリップ賞と桜花賞で連続2着と好走しました。

 「2戦目の未勝利を勝った後、右前脚に繋靱帯(けいじんたい)炎を発症しました。チューリップ賞の前は坂路だけで、しかもセーブしながらの調整でした。もう少し時間があれば、という思いでしたが、後方からいい脚で追い込んで優先出走権を取ってくれました。桜花賞本番もジョッキー(和田)がうまく乗ってくれたこともあり、頑張ってくれました」

 ―オークス(12着)の敗因に関しては、どう分析されていますか?

 「距離はあったかもしれませんが、それがすべてとは思っていません。あの時はゲート入りをずいぶんとごねて、自分の左後脚で右後脚を蹴ってしまい、結構な外傷を負っていたんです。今でも傷痕が分かるくらいの。獣医さんも『これは(能力を出し切って)走れないですね』と言っていましたから」

 ―秋初戦は阪神の1800メートルです。

 「距離適性に関してはまだ何とも言えませんが、コース形態は合うと思いますし、もってほしい。課題のゲートも栗東の練習ではスッと入りますし、テンションの面でも輸送の短い関西圏のレースは好材料。勝ちたいですね」(聞き手・吉村 達)

<取材後記> いつも丁寧に取材に応じてくれる渡辺調教師。今回のシゲルピンクダイヤについては、特に歯切れがいい。脚を余した新馬と、前が開くと一瞬で突き抜けた2戦目。重賞級の素質を確信したというトレーナーは、その後も付きっきりで調教をつけている。前向きな言葉を並べられるのも、一番近くで状態の良さを把握できているからだろう。

 決め脚の鋭さは世代上位。キャリア5戦と、まだ伸びしろも期待できる。陣営が理想とするのは馬群の中で脚をため、最後に爆発させる形。外枠ばかり当たった春は、少し運がなかったという見方もできる。当日のイレ込み具合の見極めは必須だが、平常心で臨めるようならG1馬撃破、重賞初Vのシーンが見られるかも知れない。(吉村 達)

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