日本選手権女王の御家瀬緑、自己新11秒46 高校記録まであと0秒03「絶対更新したい」

新記録を樹立し、高校の先輩、北風沙織(左)とハイタッチする御家瀬
新記録を樹立し、高校の先輩、北風沙織(左)とハイタッチする御家瀬

 女子高校・一般100メートルで、今年の日本選手権、高校総体を制した御家瀬緑(18)=恵庭北高3年=が、11秒46の大会新で初優勝。福島千里(現・セイコー)が持つ大会記録11秒54を6年ぶりに更新した。高校総体で作った自己ベスト11秒50(道高校記録)も更新した18歳は、日本高校記録(11秒43)に、100分の3秒まで迫った。

 真夏のような陽気の下、御家瀬が驚きの走りを見せた。決勝では好スタートから加速、後半もストライドが伸びた。ゴール後、自身初の11秒4台突入を確認すると大きく表情を崩し、同走選手とハイタッチで喜んだ。実戦は8月17日のナイター大会(福井)以来。御家瀬は「10月の(茨城)国体に向けた練習のつもりで参加。こんな記録が出てビックリ。追い風にも後押しされました」と笑顔を見せた。

 6月の日本選手権100メートルで29年ぶりの高校生王者に輝くと、全国高校総体では準決勝で11秒50の大会新を出す好走で2連覇。今季は、目標大会を定め「充電期間」を設ける調整が成功。総体後も「心身のエネルギー補給」に重点を置いてきた。

 高校生として出場する大会は、国体(100メートル、走り幅跳び、400メートルリレー)とU20日本選手権(10月18~20日・広島=100メートル)のみ。「100メートルでは絶対、高校日本記録を更新したい」と力を込めた。来年開催される東京五輪に向けても「可能性がゼロでない限り、挑戦したい。将来は五輪、世界陸上のファイナリストを目指したい」と気持ちを高めた。(小林 聖孝)

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