陸上女子100メートルで日本選手権女王の御家瀬緑、11秒46の自己新マーク

北海道ハイテクAC杯の女子100メートルで自己新を出し初優勝した御家瀬
北海道ハイテクAC杯の女子100メートルで自己新を出し初優勝した御家瀬

 陸上女子100メートルで今年の日本選手権、高校総体を制した御家瀬緑(18)=恵庭北高3年=が、8日に札幌円山陸上競技場で行われた「第7回北海道ハイテクAC杯陸上選手権」の女子高校・一般100メートルで11秒46の大会新をマークし初優勝。福島千里(現・セイコー)が持っていた11秒54の大会記録を6年ぶりに更新。高校総体で作った自己ベスト11秒50(北海道高校記録)も更新、日本高校記録(2012年に埼玉栄・土井杏南が作った11秒43)にあと100分の3秒差まで迫った。

 実戦は、8月17日のナイター大会(福井)以来。真夏のような陽気のもと、自身初の11秒4台に突入した御家瀬は「10月の国体(茨城)に向けた練習のつもりで参加。未調整で、こんな記録が出てビックリ。風にも後押しされました」と、追い風1・4メートルの好条件にも感謝した。

 国体に向けた練習に重点を置いていたため、出場を最終的に決めたのは、前日の7日。中村宏之監督(74)は「午前中の予選1本(11秒65)でやめるつもりだったが、本人が『もう1本走りたい』というのでまかせた」という。

 中村監督は今年、御家瀬に「ヒョウ」の愛称を命名。普段は物静かだが、いざレースとなると一気にスィッチが入り“豹変”、スピードを武器に獲物(タイトル)を仕留めるためだ。同監督は「今日も素晴らしいヒョウ変ぶりだった」とニヤリ。

 国体では日本高校記録更新に照準を定める。来年の東京五輪に向けても「可能性がゼロでない限り挑戦したい」と御家瀬。スピードを磨き、さらに大きな「獲物」に立ち向かう。(小林 聖孝)

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