◆広島3―2阪神(8日・マツダスタジアム)
3位の広島が阪神に競り勝って2カード連続の勝ち越し。2位・DeNAに1ゲーム差まで接近した。
移籍後4度目の4番に入った長野久義外野手(34)が、3回に先制2点打を放った。2死から西川、菊池涼の連打と鈴木の四球で満塁のチャンス。フルカウントから岩貞の低め変化球を叩くと、打球は三遊間を割った。
移籍後最長の5試合連続安打は移籍後初となる連日の適時打。勝利打点は4月27日のヤクルト戦(神宮)以来2度目。敵地も含めて移籍後初めてヒーローインタビューに登壇した赤チョーさんが、照れながらもファンの声援に応えた。
―初のお立ち台。
「はい。ちょっと遅くなったので申し訳ない気持ちしかないです」
―打席での気持ちは。
「すごく大きな声援をいただいたので、すごく感謝しています」
―適時打。
「みんなツーアウトからしっかりつないでくれて、僕も何とかまっちゃん(松山)につなごうと打席に入った結果、いいところに転がってくれました」
―1軍で好結果。
「チームが勝てるよう全力でやってます」
―チームの雰囲気は。
「いいと思います」
―意気込みを
「はい、ええ頑張ります」
(囲み会見)
―夏場に好調。
「いっぱい食べていっぱい寝るようにしています。あとしっかり打席の中でバットを振るようにしています」
―前日に赤松が引退発表。
「打てて良かったです」
―3回先頭・木浪の左翼線への打球をスライディングキャッチ。攻守にいいプレー。
「クリス(ジョンソン)も中4日で頑張ってたので、何とか先制点という気持ちでした。(好守のあとジョンソンに)『ヤングマン!』と声をかけられました」
―4番打者。
「気にしていません。いい形で後ろにつなぐことを考えています。どの打順でもそうです」