サニブラウン、アンカーでリレー侍デビュー 200は体の負担考慮し回避

サニブラウン・ハキーム
サニブラウン・ハキーム

 陸上男子100メートル日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(20)=米フロリダ大=が、ドーハ世界陸上(27日開幕・カタール)の400メートルリレーでアンカー起用されることが7日、有力となった。世陸で個人種目の200メートルを回避することが判明。100メートルと400メートルリレーの2種目集中で負担が減り、リレー起用にメドが立った。日本陸連の土江寛裕・五輪強化コーチは「まだ20歳で成長途中。体の負担を考慮したのが一番」と、フロリダ大のホロウェイ・コーチと話し合ったことを明かした。

 サニブラウンは日本選手権(6月)2冠で100、200メートル代表に内定。両種目で決勝に進めば、リレーと合わせ9日間で8レースの長丁場になる。17年世陸は2種目を両立したが、7位入賞の200メートル決勝で右太ももを負傷。五輪前年の今季は大事を取る選択を下した。200メートルを回避したことで100メートルと400メートルリレーは中5日。ぶっつけ本番のリレー侍デビューに備え、現地で3走の桐生祥秀(23)=日本生命=とバトン練習を積める利点もある。土江コーチは「個人でも十分メダルを狙える。両方いい形で臨めれば」と背中を押した。

 サニブラウンを除くリレー代表候補はこの日、山梨・富士吉田市内で調整。世陸では小池祐貴―白石黄良々(きらら)―桐生―サニブラウンの走順が有力となった。安定したバトンパスを披露し「いつも通り、もらって渡すだけ。失敗なくいきたい」と桐生。8位以内で獲得できる五輪切符は通過点。土江コーチも「来年金メダルを目指すのに、今年(銀、銅含む)メダルでいい、とはならない」と語気を強めた。(細野 友司)

 ◆サニブラウンと400メートルリレー 世陸は過去2度の代表歴があるが、ともにリレーでの出場はない。15年大会は決勝で起用の可能性があったもののチームが予選で敗退。銅メダルの17年大会は、200メートル決勝で右太ももを痛めたため回避した。今年7月のダイヤモンドリーグ・ロンドン大会でも代表入りしたが、背筋や太ももの痛みで欠場した。

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