金沢・小寺、1失点完投&1号「やってやるという気持ちが強かった」

6回に高校初本塁打を放って笑顔でホームインする金沢・小寺(右)
6回に高校初本塁打を放って笑顔でホームインする金沢・小寺(右)

◆秋季高校野球 石川県大会 ▽1回戦 金沢11―1輪島=7回コールド=(7日・金沢市民)

 石川大会が開幕した。石川は1回戦9試合が行われ、金沢が夏3回戦で敗れた輪島を11―1の7回コールドで下した。小松は夏8強の金沢龍谷に13―3で5回コールド勝ち、金沢西は北陸学院に延長10回、6―5でサヨナラ勝ちした。

 金沢のエース右腕・小寺啓太(2年)が、投打で夏の雪辱を果たした。夏3回戦で輪島に3―6で敗退し、背番号1の小寺は3番手で登板して1回2/31失点だった。あれから47日。伸びを増した直球とカーブを駆使して7回1失点で完投し、打っては6回に練習試合も含めて第1号となる左越え本塁打。「夏は最後に自分が打たれたので、やってやるという気持ちが強かった」と喜びをかみしめた。

 組み合わせ抽選で再戦が決まると、武部佳太監督(38)は「神様はおるな」と選手に話した。その日のうちに、小寺に「いくぞ」と先発を告げた。3回で9―0と大差がついたが「夏に一番悔しい思いをしたのは小寺。最後まで投げきることで前に進める。どんな展開になっても小寺でいこうと思った」と最終回までエースにマウンドを託した。

 輪島に敗れた翌日から、3年生も毎日のように練習に来て後輩をサポートしている。「(3年から)がむしゃらさや泥臭さをちゃんと継承している」と言う指揮官は、さらに「激しさで勝負しよう」と妥協のない練習で今大会に備えてきた。星稜、遊学館と同ブロックに入ったが、「みんなワクワクしている。怖さは一切ない」と小寺。がむしゃらに、激しく、激戦区を勝ち抜く。(勝田 成紀)

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請