【坂田正彰の目】スクラムにまとまり収穫…ロシア戦で成長した姿に期待

後半、強烈なタックルで突進を止められる徳永祥尭(カメラ・越川 亘)
後半、強烈なタックルで突進を止められる徳永祥尭(カメラ・越川 亘)

◆ラグビー・日本代表W杯日本大会壮行試合 リポビタンDチャレンジカップ2019 南アフリカ代表41―7日本代表(6日、埼玉・熊谷ラグビー場)

 日本代表にとって、W杯直前に課題や修正点がはっきりと見えた意義のある試合だった。日本がフィジー、トンガ、米国に3連勝して優勝したパシフィックネーションズ杯では味わっていない圧力をティア1の南アフリカ相手に感じたと思う。例えば、攻守においてキックが上がった時、南アフリカの圧力が強く、今までなら選手1人で処理できた場面に対応できてなかった。その時にどう人数を掛け、人数が足りなくなったところをどうカバーするのか。W杯までにもう一度考える機会になった。

 セットプレーは収穫があった。スクラムは8人がまとまって組んで押し、南アフリカFWの頭を上げる場面さえあった。あそこで負けていたら本当にバックスは何もできなくなるので、安心した。ラインアウトも最初こそミスをしたが、その後しっかりと立て直した。PGを狙わずタッチキックから自分たちを試そうという姿勢が見えた。

 南アフリカ戦は同じくフィジカルの強いアイルランド戦などで必ず生きてくる。選手たち一人一人の顔も落胆ではなく、W杯でどう改善しようという表情をしていた。まずは開幕のロシア戦で成長した姿を見せてほしい。(元日本代表フッカー)

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